交通安全教育
- 智子 大瀧

- Jul 15
- 2 min read
福岡市園長会で交通安全研修を受けました。毎年行われている研修です。園外保育に出かけることが多いので、安全意識を高め、子ども達に安全教育を行う義務を担っていることを自覚しなくてはと思います。
福岡県の交通事故の発生状況は減少傾向で、昨日までに交通事故で亡くなった人は46人だそうです。怪我をした幼児は508人で、そのうち自動車に乗って怪我をしたのが62人で、義務化されているチャイルドシートを使用していないことが怪我に繋がっているそうです。
私が子育てをしていた時は、チャイルドシートもなく、子どもがぐずったら運転しながら抱っこしていたこともあります。怖すぎますね。
幼児が亡くなったり、重症になった交通事故は、35人中24人が歩行中だそうです。7歳児が事故に遭うケースが突出して多く、道路を歩行するときの危険についての知識が未熟な上に、一人で行動することが多くなることがその原因だと話されていました。まだ視野も狭く、周りの状況を判断する力も未熟なので、事故に遭いやすいのでしょう。交通事故から守るためには、幼児期の交通安全教育が大切で、大人が見本となることがとても大事だと言われました。
子どもたちは、「車が少ないから」「急いでいるから」「これくらい大丈夫」などと、状況に応じて判断することはできません。大人がする通りにしてしまいます。信号機の黄色や横断歩道の緑色の点滅は、「気をつけて渡る」のではなく、「とまれ」ということです。私も緑色の点滅信号で走って渡ることがあるので、気をつけます。
もう一つ大事なのは繰り返しの交通安全教育だそうです。何度も繰り返して道路の渡り方を教えるとだんだん身についていくそうです。りんごの花保育園前の横断歩道はとてもいい練習になります。大人が良い見本を見せ、繰り返し道路の渡り方や歩き方を伝えることが、大事なわが子を交通事故から守ることに繋がります。






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