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入園を決定するポイント制とは?

 来週月曜日から令和5年度保育所の新規申込が始まるので、毎日見学の方が来られます。今日も8か月のお子さんのお母さんとおばあちゃんが来られました。おじいちゃん、おばあちゃんがお迎えに行くこともあるので、できるだけ近いほうがいいということで、「ここに入れたらいいんですが・・・。」と仰っていました。


 申し込み前に5か所の保育園を見学するように言われているので、他の園も見に行かれるそうです。見学に行って、園の雰囲気や子どもたちの姿、表情、先生たちの声掛けを見るのはとても大事だと思います。お母さんだけよりも、可能であれば、お父さんやおばあちゃん方と一緒に見られると、「〇〇がよかったね、〇〇が気になるね」と気づくことが多いと思います。


 入園決定には、ポイント制が導入されています。福岡市のホームページに利用調整基準表が掲載されているので、事前にご覧になられることをお勧めします。


 ご存知の方も多いと思いますが、保護者の方お一人ずつに基本点数表に従って基本点数が決定し、保護者の方のうち基本点数が低いほうが入園希望するお子さんの基本点数となります。基本点数に調整点数を加えて利用調整点数を算出し、利用調整点数の高いお子さんから利用選考を行うそうです。


 基本点数が高いのは、1か月の勤務が160時間以上の方(150点)、心身障がいで手帳の交付を受けていて、常時保育が困難な方(150点)、災害等の復旧にあたっている方(200点)、虐待やDV、またはそのおそれがあると福祉事務所長が認めた場合(200点)などです。


 この基本点数に、ひとり親家庭やきょうだいが在園している場合等、様々な調整点数が加えられて利用調整点数が決まるようです。なかなか細かいですね。曖昧にならないように、厳密に規定されているのでしょう。


 待機児童が減少したというものの、育児休暇明けで復職される保護者の方が多い1歳児は入園希望が集中し、まだまだ入園しにくい状況のようです。りんごの花保育園も、きょうだい児が在園していて復職予定のお母さんが何人かいらっしゃるので、1歳児の受け入れは少々難しそうです(園にとってはありがたいことですが)。


 育児休暇明けに、入園希望を出して辞退されると、基本点数は「0点」となり、世帯の状況にかかわらず調整点数は付与しないそうです。求職者の方が50点なので、かなり厳しい対応ですね。


 来週からもたくさんの方が見学に来てくださる予定です。保育内容や子どもたち、先生たちの様子を見ていただき、りんごの花保育園に入園したいと思ってもらえるよう、丁寧にお話をしたいと思っています。


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