虫歯予防デーと嬉しいニュース

　6月4日、虫歯予防デーでした。1989年から始まった

「8020（ハチマルニイマル）運動」は、80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動ですが、自分の歯でおいしいものを食べることは健康な体作りに欠かすことができませんね。人生100年時代になっているので、そろそろ「10020（ジュウマルニイマル）運動にネーミングを変えなくてはいけない時期にきているかもしれません。ますます自分の歯の健康管理が大切な時代になっています。

　最近は、保護者の方の歯の健康への意識が高いので、虫歯がある子がずいぶん減って来ました。

虫歯の治療は辛いので、子どもにそんな思いをさせたくないですね。りんごの花保育園では、「虫歯予防デー」にちなみ、Y先生が歯に良い食べ物や良くない食べ物についてクイズをしたり、正しい歯磨きの仕方を教えてくれました。子ども達は、手を挙げてクイズに答えたり、先生の話をしっかり聞いていました。新年度が始まって2ヶ月ですが、新入園児の子ども達も、みんなで一緒に静かに話を聞けるようになったのは、「話を聞ける子になってほしい」という私たちの願いが伝わっているからでしょう。

　虫歯予防デーの話の後、5月に結婚し、6月に結婚予定の二人の先生に、お祝いの手紙と花束をプレゼントしました。子ども達が描いたキラキラの絵がとても素敵でした。N先生が、嬉しそうに「6月に結婚します。」とみんなに話すと、それまで一番前でニコニコ見ていた2歳児のKくんが急に泣き出しました。あとでビデオを見返すと、りんご組（3・4・5歳児）の子ども達が花束を渡しているのを見て、自分もという思いだったのかなと思いました。

　2歳児でも、いろいろな気持ちでいっぱいになって涙が出るのですね。夕方、Kくんのお母さんとお話したら、おうちでも「N先生」と何度も名前が出ているそうです。担任冥利につきます。

　コロナ禍で、結婚式を挙げたりすることも難しいようですが、久々に嬉しいニュースでした。おふたりの先生が明るく楽しい家庭を築けますように。