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食べることは生きること

 昨日ブログに書いたはなちゃんのお父さんは、ドキュメンタリー映画を作られたそうです。テーマは「お弁当」


 はなちゃんの味噌汁から、食の大切さを実感され、中学生が作るお弁当を取材してドキュメンタリー映画にされたそうです。


 お弁当作りを通して、食べる側から、作る側になった時、その大変さや温かい思いを感じ、作ってくれる人への感謝の気持ちが湧いてくるというお話を聞いて、便利になり過ぎた社会が失ってしまったことに気づかされました。


 以前勤めていた保育園では、毎月1回お弁当の日がありました。働きながらいつもより早く起きてお弁当を作るのは大変だったと思います。子ども達は、その日を楽しみにしていて、お昼の時間が待ち遠しくて仕方ないようでした。


 キャラクター弁当全盛期で、細かい工夫がされたお弁当を互いに見せ合っていましたが、保護者の方がいつもより1時間以上早起きをしている話を聞くと、このまま続けていいのかな?と思うこともありました。


 中学生が自分で作るお弁当はいいですね。料理は経験が大事です。一度でも作ったら、料理のハードルはぐーんと下がります。作れるものが増えると嬉しいですね。大人になった時、自分で作ってみようと思えるでしょう。


 保育園の給食は、安全でとても美味しいです。昆布やイリコの出汁を小さい頃から食べ続けると、本物の味がわかるようになると思います。幼児期の食事の原体験が、中学生くらいになった時、給食の味を思い出して料理を作りたいという原動力になるといいなと思います。

 
 
 

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