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1・2歳児はおもしろい

 急に寒くなりましたね。園庭では、ジャンバーも着ずに、裸足で走り回っている子もいて、さむいな〜と縮こまっている自分が恥ずかしくなります。


 はなぐみ(1・2歳児)の子ども達は、12時近くまで園庭を走り回っていました。2時間近く外で遊んでも元気いっぱいです。1・2歳児は心身ともに大きく発達する時期です。エネルギーの塊とも呼びたいような自己主張や行動をします。ともに過ごす大人がそのエネルギーに負けてしまいそうになるのも当然かもしれません。1・2歳児は歩くというより、いつも走っていますよね。体の中からエネルギーが湧き出ている感じです。



 1・2歳児の言葉の発達にも驚かされます。違うクラスの先生を名前で呼んだり、「寒いからドア閉めて」と注意されることもあります。思わず失笑です。言葉の発達は、大人と同じものを見て、「〇〇だね~」とモノの名前を知ることから始まります。子どもたちが指さしたものに言葉を添えていくと、少しずつ自分の言葉として蓄えられるようになります。一緒に過ごす大人の役割は大きいですね。



 「おはよう・こんにちは・バイバイ・だいすき・ありがとう」コミュニケーションをするための言葉が使えるようになると、子どもたちの世界は広がります。「かして・あとでね・いっしょに」と言う言葉が使えるようになると、友達との遊びが楽しくなります。


 それから・・・気持ちに名前を付けてあげることも大切です。子どもたちも嬉しい・悲しい・悔しい・楽しいなどいろいろな気持ちを経験しています。子どもたちの表情や仕草を見て、「楽しいね」「おもしろいね」「かなしいね」とその気持ちを言葉で表すと、今自分が感じている気持ちの名前がわかるようになり、充分気持ちを味わったり、嫌な気持ちを乗り越えることができるようになります。もやもやしている状態から抜け出すのを助けてくれるのも言葉の力ですね。


 1・2歳児と一緒にいるのは本当におもしろいです。エネルギーをもらいます。園庭で1・2歳児と一緒に駆け回る先生たちの姿を見たお客様が、「尊い仕事ですね」と言われました。子どもたちは一番神様に近いところにいるので、そのそばにいられる私たちの仕事は尊いのでしょうね。


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