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5歳児検診

 監査が終わりました。ホッとしています。先生たちのお陰で特に大きな指摘もなく、和やかな雰囲気の中、講評を聞くことができました。気を張り詰めて準備をしたので、やり遂げた感が大きいのですが、日々の保育は通常通り進んでいます。現状に甘えることなく、前に進んで行きたいと思います。


 監査の中で、聴覚検査と視力検査の話を聞きました。以前から保育園で4歳児の視力検査については聞いていたので、そろそろ実行しなくてはと思っていたのですが、聴力検査も毎年実行してチェックすることが求められているそうです。


 聴力検査と言っても、日頃の子ども達の様子から、「名前を呼ばれたら振り向くか?」「常に一番前で話を聞いていて聞こえにくさがあるのではないか?」「話を聞くときに耳を傾けている姿が見られないか?」などに気づいたら、チェックして医療機関に繋げることが求められているようです。


 市町村が行う3歳児検診の後は就学前健診なので、2年間何らかの滞りがあっても気づくのが遅れてしまいます。気になることがあれば、5歳児(その年に5歳になる)は健診を受けることも考えた方がいいかもしれません。


 幼児期は困っていても言葉で表現できないので、泣いたり、怒ったり、物を投げたり、部屋を飛び出したりして困っていることを訴えます。それが理解されないと、叱られ、何度も叱られると子どもは「自分はダメな子なんだ」と思い込んでしまいます。


 自分のことは自分でできるようになり、会話も成立し、集団生活ができるようになると一安心しますが、困っている子がいるかもしれません。5歳児検診はお子さんのことを理解するための良い機会だと思います。

 
 
 

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