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こども家庭庁

 北九州市で行われた研修に出席しました。こども家庭庁創設の準備に携わってある内閣官房こども家庭庁設立準備室・内閣審議官長田浩志氏から、子ども家庭庁について詳しくお話を聞くことができました。


 来年4月、こども家庭庁が内閣の外局として設置され始動します。縦割り行政の問題を解消すると言いながら、幼稚園は文部科学省の管轄のままなのが釈然としませんが、長い時間をかけても幼保一元化は実現しないので、根が深い話なのでしょう。


 こども家庭庁は、『こどもまんなか社会』をスローガンに発足されるので、とても期待しています。是非こどもを真ん中にして、これからの政策を考えてほしいと思います。どんな家庭環境でも、誰もが教育を受けられる社会になりますように。


 子ども家庭庁では、保育だけでなく、社会的養護や児童虐待、障がい児の施策、家庭支援などを管轄するそうです。子ども家庭庁創設の話が出てから、短期間で誕生することになったので、国は本気で子ども政策を進めてくれるのかもしれません。


 子どもの権利条約の精神に則り、子どもの意見を聞くことを大事にしてくれるそうです。それにちなんで、現在公開されている映画『こどもかいぎ』のプロモーションビデオを見せてもらいましたが、子ども達がイキイキと自分の思いを話している場面が心に残りました。


 りんごの花保育園のりんご組(3・4・5歳児)は、いつも話し合いをして、子ども達の意見で決めることが多いのですが、まだまだそんなことをしている園は少ないのでかもしれませんね。子ども達の思いを聞きながら決めていくことが増えると、社会はもっと幸せの方向に向かうかもしれません。『こども家庭庁』の誕生が楽しみになってきました。

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