- Jul 31, 2021
話を聞く姿勢
りんごの花保育園では、「話が聞けるようになる」を今年度の保育目標の一つにしています。人に言われて話を聞こうとするのではなく、興味を持って主体的に話を聞こうとする気持ちを育てたいと思っています。 私達大人が意識することで、子ども達の話を聞く姿勢にも変化が表れました。8月の園だよりには、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達が真剣に話を聞いている姿に混じって、0歳児の子ども達も話を聞いている写真が載っています。 子ども同士、互いに大きく影響を受けるので、主体的に話を聞く姿勢が当たり前のこととして、全ての子ども達に身につくような園の土壌を作っていきたいと思います。なんとなく話を聞くのと、話している人の顔を見て話を聞くのでは、入ってくる情報量が違います。考えながら、想像しながら話を聞くと、理解も思考も深まります。 現在、スマホやテレビ、タブレットなど、子ども達の周りにはなんとなく聞こえて来る音や情報がたくさん存在しています。いつもたくさんの音に囲まれて、なんとなく聞いていると、集中したり、考えて話を聞かないことが普通になってしまいます。話している人の顔を見
- Jul 30, 2021
広域利用入所
Y先生が、7月28日の新聞の記事を持って来てくれました。福岡市保育協会が、高島市長に市外在住の子どもが福岡市内の保育園に入所できるように要望書を提出したと書いてありました。 この記事によると、市内の保育園の入所児童は毎年増えているが、市の境にある園では定員割れが起きていて、4月1日現在で市内271の私立保育園の約3割で10人以上の定員割れとなっているそうです。 糸島市からは4月に広域利用での児童受け入れの要望を受けているそうなので、福岡市は地域ごとに広域利用ができるようにするか、今後検討すると書いてありました。 りんごの花保育園でも、8月に糸島に転出する5歳児のお子さんがいます。近隣の保育園に空きがなく、30分ほどかかる保育園に入園しようと思っていらっしゃるそうですが、そこも受け入れてもらえないかもしれないそうです。広域利用が認められれば、卒園までりんごの花保育園に通うことができます。ぜひそうなってほしいです。 入学前に家を建てようと思っていらっしゃる方は多いと思います。小学校入学後に転校するのは子どもに負担がかかるでしょうから、その前にと思われ
- Jul 29, 2021
夏のキラキラデー
暑い夏の日、今日もりんご組(3・4・5歳児)の子ども達は、外に出掛けて行きました。子ども達が楽しみにしているキラキラデーです。 キンキラグループは、田植えをさせてくれたJAさんに、お礼のお手紙を渡しに行きました。恥ずかしそうに渡した手紙を見て、支店長さんが、「ここに飾ってもいいですか?」と言ってくれました。帰りには、JAさんの建物の前で育てている野菜を収穫していいですよ。と言われ、トマトや唐辛子を頂いて帰りました。 その後、田植えをした田んぼを見に行ったのですが、なぜか子ども達が植えた稲だけ生長が遅く、「あれ?小さい・・・」と言う感想だったそうです。 くるまグループは、自分達で幻灯機を作りたいので、エディオンさんまで歩いて電灯を買いに行きました。売り場に行くと、店員さんに電灯の場所を尋ね、たくさんある電灯を見ながら、どれにしようかとても迷っていました。 帰りに、「せっかく買い物に来てくれたから・・・。」と、花火をプレゼントして頂きました。「これはくるまグループさんだけしかもらっていないから、みんなには秘密だよ。」と担当のK先生に言われると、みんな
- Jul 28, 2021
保育園
地域交流事業で、久々に0歳児の男の子を連れたお母さんが、りんごの花保育園に遊びに来てくれました。今日は、はな組(1・2歳児)の保育室で一緒に過ごしてもらいました。 はな組の子ども達は、お母さんが来てくれたのが嬉しかったようで、絵本を読んでもらったり、お膝に座ったりしていました。優しいお母さんだということが分かったのでしょうね。お子さんは、お母さんの側から離れないものの、全く泣かずに、車やボールでご機嫌で遊んでくれました。 9月がお誕生日なので、職場復帰で入園を希望されているそうですが、現在0歳児はいっぱいで、受け入れることができないので残念です。来年4月、1歳児になって入所してもらえると嬉しいです。 入所して3日目の1歳児のSちゃんが、時々お母さんを思い出して泣いている姿を見られて、「1歳児は泣きますか?」と尋ねられました。「1歳児は、1年以上お母さんと一緒に過ごしていて愛着関係もしっかりできているので、一番泣く年齢ですね。」とお答えしました。1歳児は、時間の見通しができず、言葉の理解も十分ではないので、とにかく不安で不安で泣いてしまう年齢です。
- Jul 27, 2021
スマホ
小学生と高校生のお子さんがいるY先生が、最近スマホデビューをした高校生の息子さんの話をしてくれました。スマホデビューをした息子さんは、長時間ゲームをしているそうですが、注意をすると反発してしまうので難しいなと思っていたそうです。 主任のA先生が先日受講した研修会の資料によると、スマホ・ラインを使用する時間と学力の低下には関係があるそうです。勉強していても、LINEの音がしたり、LINEのことを気にしていると、勉強に集中できないので、本人は勉強しているつもりでも学力には結びつかないというデータが示されています。 昨晩、Y先生は息子さんと話し合って、自分はどんなふうに時間を過ごしたいと思っているのかメモを取りながら話を聞いたそうです。すると、自分が勉強したいと思っている時間にスマホでゲームをしていることに気づき、これからは1時間だけゲームをするように自分で決めたという話を聞きました。Y先生は、できるかどうかわからないけど、気づくことができてよかったと思ったそうです。 スマホでゲーム、LINE・・・大人がしても面白いのですから、自由な時間がたくさんある