- May 31, 2021
コロナ禍で思うこと
緊急事態宣言が延長され、気持ちがついていきません。5月までと思っていたのに、さらに20日間。もううんざりですが、でもこうして保育園に来て、子ども達と楽しい話をして、笑うことができると思ったら、それだけでなんて幸せなことだろうと思い直します。 コロナ禍で仕事を減らされたり、失業する人が増えています。データに上がっているよりも、たくさんの人が苦境に立たされているのでしょう。親が失業し、学費が払えず、退学をする子どもが増えているという報道番組も見ました。家の中で過ごす時間が増え、大人のストレスが子どもに向かい、DVや児童虐待も急増しているそうです。非常事態は一番弱いところを直撃するのですね。 今はコロナ対策で必死ですが、経済的な大打撃だけでなく、見えないところで大きな痛手を負っている人がいることに思いを寄せなくてはと思います。誰もが、苦しんでいるのは自分だけではないと声を出せずにいます。子ども達は何が起こっているのかわからないままに、家族や環境の変化に不安を抱えています。 飲食店の閉店も増え、街の様相も変わって来ました。解決できる唯一の方法は、今のとこ
- May 30, 2021
自然界
プロジェクト保育3回目、虫グループが掲示板にドキュメンテーションで活動の様子を知らせてくれました。ドキュメンテーションは、子どもの写真やつぶやきを書くことで、その時の子どもの感じていることや心の中が見えてくるので、保育の中身を伝える方法として最近注目されている手法です。 りんご組の先生たちは、ドキュメンテーションの本を買って、どんなことを書けばより伝わるのか研究しているようです。先生たちのドキュメンテーションを見ると、子ども達の表情や子ども同士が関わっている姿、つぶやきから心を動かしていること、考えていることがわかり、おもしろい!と思います。 先々週、虫グループは、田んぼに行ってたくさんの虫を捕まえてきました。大きなカエル、てんとうむし、かたつむり・・・。捕まえた子ども達の嬉しそうな顔がドキュメンテーションに並んでいます。さて、この虫たちを虫グループで飼うことになり、どこでどんなふうに飼えばいいのか、担当のF先生始め子ども達もいろいろ考えたようです。とりあえず、虫たちが好きそうな葉や枝、棒を交差させたものを虫かごに入れました。 次は食べ物です。か
- May 29, 2021
自分らしく
毎朝、9時半になると、りんご3組(5歳児)の子ども達が、「おじゃまします」と、事務室に入ってきます。4人だったり、5人だったり、時にはりんご2組(4歳児)の子が一人混じっていることもあります。朝の体操の時間の放送をするためです。 9時20分になったらお片付けをするのですが、園庭から「お片付けの時間だよ」という声が聞こえてくることもなく、先生達が促すこともなく、時計の針を見て気づいた子どもたちが友達に声を掛けて徐々に片付いています。 先日、「時計を見てたら遊べないんじゃないの?」と訊いてみたら、「ううん、そんなことないよ。遊んでいる時に時計を見たら体操の時間だってわかるんだよ。」という返事。お片付けの時間が気になって集中して遊べていないんじゃないかと少し心配したのですが、そんなこともなく、時々時計の方を見て気づくようになったようです。 先々週、放送する子ども達のことを、園庭からじっと見ているりんご3組のEくんに気づきました。「Eくんも、来たら?」と声を掛けると、「ううん、いい。」恥ずかしがり屋のEくんは、躊躇しているようです。 体操が終わって、「E
- May 28, 2021
想定外のこと
毎月月末に『りんごの花だより』という園だよりを発行していて、今日は発行日だったのですが、リーダーで読み込んだ時にSDカードの写真データが壊れてしまったので、間に合いませんでした。 保護者会役員さんの写真を掲載するために、写真撮影をお願いしたのですが、Nさんには3回もお願いしてしまって、本当に申し訳ないことをしました。データ復元ソフトを購入したのですが、読み込むのに6時間以上もかかってしまったのに、修復できないままです。明日、明後日はお休みをいただいているので、パソコンと格闘したいと思います。 子ども達も保護者の方も楽しみにして下さっているので、申し訳ないことをしました。先生たちも期日を守って提出してくれたのに申し訳なかったです。31日月曜日にお渡しいたします。 6月の園だよりには、りんごの花保育園の避難場所をお知らせしました。今年は、大雨が降るかもしれないと言われているので、避難しなくてはいけない時は、西体育館に避難します。今年も避難の指数の変更があり、以前よりも早い避難が求められています。 これまで保育園は絶対に休園できない施設でした。入園のし
- May 27, 2021
お手伝い
昨日の午後、「りんご3組の子ども達と一緒に草取りに行きたいんだけど、どうですか?」と担任のY先生に訊くと、「子ども達に聞いてみますね。」 すぐに、「今からでも行きたいって言ってます。」という返事が返って来ました。「草取りに行きたいんだけど、行きたい人?」と声を掛けると、12人中9人の子ども達が手を挙げてくれたそうです。 りんごの花保育園の駐車場は少し離れた場所にあります。りんご3組ともなれば、交通ルールもしっかり理解していて、「先生、車来てるよ。」と教えてくれるほどなので、移動も苦にはなりません。駐車場では、三々五々散らばって草を取ってくれました。草を取っている時、Mちゃんがとても上手に抜いていたので、「草取りしたことあるの?」と聞くと、「ううん、初めて。」という返事が返ってきました。さすが現代っ子です。 草取りの経験があるAくんに、「根っこから抜かなくちゃいけないんだよ。」と教えられた子ども達は、慎重に草を抜いていました。子ども達が一生懸命集中して草取りをしてくれたので、あっという間にきれいになりました。その後、広い駐車場で、鬼ごっこを楽しんで