

- Nov 30, 2021
匂い
今日は『新米ごはんの日』。3歳児のKくんのおじいちゃんが丹精込めて作られた お米を頂いたので、カセットコンロを準備して、土鍋と鍋でごはんを炊きました。お米を研いだのは、もちろんテーマが『米』のキンキラグループの子ども達です。 先週、自分達で作ったお米を炊いておにぎりにして小戸公園にピクニックに行ったので、二度目ですが、ごはんが炊き上がって鍋の蓋を開けると、「うわ~っ」という歓声が上がりました。「いい匂いがする」「バターの匂いがする」「チーズの匂いがする」となぜか洋風な匂いがしたようですが、子ども達は匂いに敏感ですね。 今朝、りんご組保育室に入った3歳児のSくんが鼻を抑えて、「なんか変な匂いがする」と言っていました。確かになんだか匂いがします。大根を煮たような独特の匂いです。給食室の先生に尋ねると、今朝のおやつでカブを煮たということでした。子どもの臭覚はすごいですね。 落し物があった時、子ども達に尋ねると、みんな匂いを嗅ぎます。そして「○〇ちゃんのだ!」と言うのですが、当たっていることが多いんです。そんな子ども達が今日のごはんの匂いを、「バター」「
- Nov 29, 2021
後押し
昨日ブログを更新したつもりでしたが、下書きのままだったので、慌てて更新しました。誰かに叱られるわけでもなく、必ずしなくてはいけないことでもないのですが、毎日更新すると自分で決めたことなので、忘れると焦ります。 里帰り出産で4歳児の孫が家にいるのですが、孫は毎日絵日記を書いています。昨日、「おばあちゃま(私のことです)、今日もブログするの?」とパソコンに向かっていると、孫に尋ねられました。「そうだよ。おばあちゃまのお仕事だからね。」と言うと、「Hも(孫のことです)、毎日絵日記書いているよ。書きたくない日もあるけど、自分で決めたことだからしないといけないよね。」と言われ、苦笑してしまいました。 こんなに小さい子どもががんばっているのですから、私も忘れてはいけませんね。孫は3歳児の時から絵日記を書き始めました。通っている幼稚園では、小学校に就学すると、毎日絵日記を書かなくてはいけないと決められているそうで、それができなくて困る子どもがいると他のお母さんから聞いた娘が、幼稚園に入学して早々に絵日記を始めたようです。 自分で決めたことだからやる・・・小さく
- Nov 29, 2021
保育園で育つという価値
昨日、保育所保育指針に沿った保育を行うことの大切さについて書きました。中村大学の那須信樹先生も、学生に、「保育所保育指針をバイブルとして持ち歩くように」と話されているそうです。私も、保育に迷ったら、保育所保育指針を思い出すようにしています。 保育所保育と家庭保育は似ているようですが、かなり違うところがあります。基本的なことは同じであったり、共通項はたくさんあるのですが、保育所は保育に関する専門的な知識を持った保育士が保育を行うのですから、違って当然だとも言えます。 子どもは家庭で母親から1対1で愛情深く育てられることが一番良い・・・これは正解でしょうか?1対1が良い時もあれば、弊害が出ることもあるでしょう。愛情深くあればいいのか?その愛情の質にもよるかもしれません。 保育園では、お母さんの代わりとして・・・ではなく、基本的信頼関係を築いた一人の保育士として子ども達に関わっています。保育園なので、1対1というわけにはいきませんが、そのかわり、自分ができることは自分でしようという気持ちが育っていきます。 見学に来られる方が、未満児クラスの子ども達が、
- Nov 27, 2021
気になる新年度の入所申込み状況
保育園は、0歳から6歳までの子ども達が生活し、育つ場です。保育所保育は、養護と教育を一体的に行うことが特徴です。養護は、子どもが健康で健やかに育つために、そして情緒が安定して一人一人の子どもが自分らしく育つために保育者が行う援助であり、教育は、子どもが環境に働きかけ、環境との相互作用の中でわかったり、学んだりできるようになるための保育者の援助です。 幼い子ども達が8時間(標準の保育時間)を過ごす場なのですから、居心地が良く安心できる環境を整え、保育者が温かく子どもの思いを受け止め、子どもの気持ちに寄り添いながら、健康に過ごせるよう注意深く関わることが求められます。 保育所保育指針には、保育所は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来を作り出す力の基礎を培うための場だと書いてあります。私はこのフレーズがとても好きなのですが、子どもの今が楽しくて幸せと感じられる生活を保障しつつ、未来を生き抜く力を育てなくてはいけないということなのだと思っています。 保育園が、大変な重責を担っていることは明らかです。保育の方法には正解がないものの、保育所保育指針に沿


- Nov 26, 2021
おにぎり
プロジェクト保育で、テーマに沿った園外保育を行っているところですが、今日は最後のキンキラグループが、小戸公園にピクニックに行きました。 キンキラグループのテーマは、『米』なので、ピクニックに行くことが目的ではなく、 自分達で育てたバケツ稲のお米を炊いておにぎりにするのが大事なことでした。朝から炊飯器でお米を炊き、それを子ども達がおにぎりにしたのですが、炊飯器のふたを開けた途端、いい匂いが広がり、子ども達から「うわ~っ」という声が上がりました。 子ども達がバケツで稲から育て、収穫した後は、手作業で脱穀をした大事な大事なお米です。できたのは、手のひらに乗るくらい少量でしたが、白米に混ぜると、黄色い玄米が際立ってとてもおいしかったです。 子ども達に、「いつも食べているごはんと、今日のごはんはどちらがおいしい?」と尋ねると、みんな「こっち!」と自分が握ったおにぎりを指さしてくれました。一人2個ずつおにぎりを握ったのですが、💛や△、〇などいろいろな形のおにぎりが出来上がりました。 「先生たちの分もおにぎり作ってくれる?」とY先生が言うと、「Y先生のおにぎ