

- Sep 30, 2021
前半最後のキラキラ・デー
前半最後のキラキラ・デーの日。それぞれのグループは活動に一区切りをつけたようです。クルマグループは、自分達で作った影絵の人形に割りばしやストローをつけて動きを楽しんでいました。「おばけのコンサート」の影絵をするようですが、人形を持つと、セリフがスラスラ出てきます。これを劇にして、お客さんに見てもらおうとしているのですが、少し考える時間が必要なようです。お父さん、お母さんに見てもらいたいという気持ちと、コロナだからどうしよう?という気持ちがあり、「玄関でする?」「非常階段に来てもらう?」などの意見が出ていました。早く、前のようにおうちの方も一緒に楽しむことができるといいなと思います。 キンキラグループは、収穫まで稲を見守ってくれた案山子のみかんくんに 感謝の気持ちを込めて果物や野菜、アイスクリームなどを作っていました。10月10日に行う『案山子上げ』という行事だそうです。今回の田植えをしなければ知らなった行事です。新しい行事に取り組むことで、活動が深まったり知識が増えたりしますね。 虫グループは、虫コーナーの看板づくりをしました。虫コーナーには、カ
- Sep 29, 2021
かみつき
昨日、1歳児のQちゃんがお友達の手を噛みついてしまいました。噛みつくなんて!と思われるかもしれませんが、まだ言葉がスムーズに出ない子ども達にとっては、いやだ!やめて!私のよ!という言葉の代わりです。 噛みつきは、1歳半ごろから出始め(もっと早い子もいます)、言葉でのやりとりがスムーズになる3歳ころにはほとんどなくなります。いつも書くのですが、噛みつくから乱暴な子ではないのです。でも、噛みつかれるとものすごく痛いので、相手の子も周りの大人も平常心ではいられなくなってしまいます。 「噛みつかれたら痛いんだよ。」と傷を見せても、あまり理解できないので、話しても伝わらないのかなと思いますが、繰り返し(何度も噛みつきは続きます)、悲しい顔をして、「痛いよ。」「こんなことをしたらいやだよ。」と話しています。 子どもは友達の姿を真似するので、クラスの中でかみつきが広がってしまうこともあります。こうなるとお手上げです。どこで、どの子が噛みつくかわからないので、先生たちは一日中緊張して子ども達に関わるようになってしまいます。そうすると、先生たちのピリピリした気持ち
- Sep 28, 2021
働きたい
政府は2025年までに25歳から44歳の女性の就業率を82%までに引き上げることを目標にしているそうですが、コロナウイルス感染症のために保育園に預けることを控える人が増えているので、この目標達成は難しいと新聞報道がされていました。 労働人口を増やすために、女性の就労を後押ししようとしている政府の目論見は少々外れた感がありますが、人との距離が空いてしまったこんな時期だからこそ、なおさら働きたいと思う女性が増えていくのかもしれません。 私も、長女が2歳になった時、もっと子どもの側にいたいと仕事を辞めた時期がありました。子どもの成長をしっかり見たいと思ったのですが、母子だけでいる時間が長くなるにつれ、社会から距離を置かれているような気持ちになりました。 その頃は、同じ年ごろの子どもをもつお母さん(ママ友)たちと、子どもを遊ばせながらお茶をしたり、ケーキを作ってお互いの家を行き来したり、スーパーの安売りのチラシを見て一緒に買い物に行ったりして楽しい時間を過ごしました。 毎日夕方遅くまで集合住宅の敷地内で井戸端会議をしていました。話題が尽きることがなく、い


- Sep 27, 2021
友達
運動会まであと1か月。りんご組(3・4・5歳児)は、園庭で組体操や器械体操に取り組みました。りんご2組(4歳児)は、組体操で初めて砂の上で手足をついたり、背中に友達を乗せたりして、痛さや大変さを味わったようです。 子ども達の柔らかい肌に、小さな石や砂が食い込み、きっと痛かったと思いますが、誰も「痛い」「いやだ」と言わずに、体育教室の津田先生の話を聞きながら最後までがんばっていました。 運動会をしない保育園や幼稚園もありますが(それにも意味があると思います)、運動会の練習に取り組む中で、一人一人が目標を持ったり、友達ができたことを一緒に喜んだり、友達と力を合わせてできたことに達成感を感じる子ども達の姿をずっと見てきたので、やっぱり運動会はいいなと思います。 りんご1組(3歳児)は、上手に並ぶことができ、しっかり先生の話を聞くことができます。3段の跳び箱にお尻を乗せ、マットで前回りをした後に、足掛け周りができるようになってきました。りんご2組(4歳児)は、跳び箱3段を跳び、マットで前回り、鉄棒で前回りをしています。りんご3組(5歳児)は、跳び箱5段を
- Sep 26, 2021
焦る
先日のブログに書いたように、待機児童は全国で5.634人と激減しました。全市区町村の8割超が待機児童がゼロになったそうです。 コロナウイルス感染症拡大のために預けることを控えたり、少子化も影響しているのかもしれません。 希望すれば、誰でも保育園に入園できるようになります。今後、コロナウイルス感染が落ち着いたら、経済的不安から、また利用者が増えるかもしれませんが・・・。 現在、保育園の入所条件は、保育が必要な児童となっていますが、平成27年までは、保育に欠ける児童でした。それ以前は、行政の措置によって入所が決定されていたことを考えると、保育園に入園するのが一般化したのはつい最近のことです。 それに合わせて保育園の役割も少しずつ変化してきました。やっと法律的にも、平成27年に幼稚園と同じ教育機関と認められ、その役割を果たすために研鑽を積むことが求められています。 そんな大事な時期に、コロナウイルス感染症が猛威を奮い、足踏み状態になって焦っています。 0歳児から5歳児までの子ども達の成長、発達を支えていくために様々なことを学ばなくてはいけないのですが、