- Jun 30, 2021
遊びに来てください
今日は、4か月の赤ちゃんを連れたお母さんが、りんごの花保育園に遊びに来てくださいました。りんごの花保育園の赤ちゃんたちは、もう誕生日を迎えていたり、もうすぐ誕生日だったりするので、4か月の赤ちゃんを見ると、つぼみ組(0歳児)の子ども達がお兄ちゃん、お姉ちゃんに見えます。 食事も完了食に近づいているので、食べる量や種類も増え、手づかみで食べています。昨日、見学に来られた1歳5か月のお子さんのお母さんが、1歳児がスプーンをもって自分で食べている姿を見て、「すごい!もう自分で食べれるんですね。まだうちの子は、全部食べさせているのに・・・。」と言われましたが、保育園の子ども達は、お友達の姿を見て、自分のことを自分でしたいという気持ちが強くなっていくので、食事も座って上手に食べられるようになります。 2歳児の子ども達は、食事をしながら、おしゃべりを楽しむこともできます。これってやっぱりすごいことですよね。同じ年齢の子ども達が一緒にいるという意味は大きいです。 最近、見学の方がまた多くなりました。りんごの花保育園の子ども達の姿を見てもらったり、りんごの花保育
- Jun 29, 2021
もうすぐ夏
今日は、つぼみ組(0歳児)1名、はな組1歳児7名、2歳児9名がお散歩に行っていました。0歳児・1歳児は4人乗りのベビーカーに乗り、2歳児は歩いて壱岐公園に行きました。壱岐公園まで1キロ近く・・・大丈夫かな?と思いましたが、暑い中、よくがんばりました。 運動会の練習のために、秋になれば2歳児も壱岐公園まで歩いて行くのですが、この時期に歩いて行くのは初めてではないかと思います。本当によく散歩に行っているので、友達と手を繋いで歩くのが上手になったからでしょうね。 午前中、見学の方がいらっしゃったので、ずっとお話をしていたのですが、そこに子ども達が帰って来ました。ベビーカーに乗っていた0歳・1歳の子ども達は疲れと眠たさで、ベビーカーから降りようとしませんでしたが、歩いて帰って来た2歳児は、帰って来てすぐに砂場で遊んでいました。さすがです。 汗をたくさんかいたので、シャワーを浴びている姿を見て、見学に来られたお母さんが、「シャワーをしてもらえるんですか?」と驚かれていましたが、暑い時や汗をかいたときは、先生たちがいつもシャワーをしてくれます(以上児クラスで
- Jun 28, 2021
わかってほしい
毎日子どもたちと一緒に過ごす中で、こどもに伝えたいことがたくさんあるのですが、うまく伝わらなかったり、この言い方は良くなかったなと反省することが屡々あります。 先日、2歳児のQ君がプランターの花に砂をかけてしまいました。担任の先生が、「何度言っても砂をかけてしまうんです。」と困ったようにQ君を連れて来たので、少し強い口調で、「困ります。」と言った瞬間、Qくんは泣き出してしまいました・・・と言うことは、悪いことをしたと理解しているのではなく、怒られて怖い、嫌だ、悲しいという思いで泣いてしまい、叱られた意味が伝わっていないということです。それでは意味がないですね。 昭和の子育てをして来た私は、悪いことをしたら叱つて(怒って)やめさせようとすることからまだまだ抜け出すことができません。どうすればQくんに伝わるのでしょうか?いろいろ考えてみました。 ダメと禁止するのではなく、どうしたらいいのか、その先を伝えることが大切だと思いました。砂をかけてしまうと、花は枯れてしまいます。Qくんは、花を枯らそうとしているわけではなく、花に砂をかけて楽しんでいるだけかも
- Jun 27, 2021
コロナウイルス感染症とオリンピック
福岡市ではコロナウイルス感染症の患者数が減っているので、収束に向かいつつあるのかと期待していましたが、東京近辺の感染者数が増加しているのを見ると、そう簡単にはいかないことを改めて感じます。 もうすぐオリンピック。たくさんの人が行き交い、特別な高揚感でマスクを外して応援したり、ルールを守らない人が出て来て感染症が急増するかもしれません。コロナウイルスは、オリンピックだからといって、その活動を緩めることはないのですから。 これまでの1年半以上に亘るコロナウイルスとの戦いを振り返ると、今度のオリンピックがどれだけリスクが高いか誰が見ても明らかです。なのにどうして開催を決めたのでしょうか?これまでずっと頑張って来られた医療従事者の方や飲食店の方々の苦労を考えると、今回の開催決定は納得ができません。 先週金曜日、福岡市の園長会があり、その中で、全国私立保育園連盟会長がコロナウイルス感染症で命を落されたことを知りました。前々月の対談記事を読んだ後に、急逝されたことを知り、ご病気だったのかなと思っていたのですが、まさかコロナウイルス感染症が原因だったとは思いも
- Jun 26, 2021
待機児童対策だけではない子育て支援を
昨年12月、国は、「新子育て安心プラン」を公表しました。そのなかで、待機児童解消のために令和3年度から6年度までの4年間で約14万人分の保育の受け皿を整備しようとしています。日本の人口は減少基調が進み、保育所の利用児童数は令和7年にピークを迎えるのではないかと言われているのに・・・。すでに、人口減少の影響下にある自治体では、定員割れにより保育所の運営が困難になっているそうです。 これは地方だけの話ではありません。福岡市保育協会のホームページの各保育園の空き状況を見ても、昨年から大きな変化が見られます。これまでは、定員割れをしているのは主に西区だけだったのですが、今現在福岡市全ての区で空きがある園があります。りんごの花保育園もそうですが、この5年の間に急速に保育園ができて、需要と供給のバランスが入れ替わりつつあるのです。 福岡市周辺の地域では、まだまだ保育所が不足しているようですが、これも時間の問題かもしれません。東京でさえ定員割れをしている園が出てきているという話も聞きました。国が一度進めた計画を修正するのは時間がかかるので、このアンバランスはま