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さあ、前へ

 日曜日、池上彰さんの『日本の教育が変わる』というテレビ番組を見ました。2020年度から小・中学校の学習指導要領が変わり、来年は高校へとその流れが続きます。日本の教育はどのように変わるのでしょうか?


 見られた方も多いと思いますが、ますます国際化が進み、知識を蓄えるだけでなく、蓄えた知識をどう活かしていくかが問われる時代になります。国際社会で自分で考えてモノを言える人材を育てなくてはいけません。


 これまでの教育は知識を蓄えること、暗記に重点が置かれていました。私も、鎌倉幕府の成立を1192(イイクニ作ろう)年と覚えていた年代です。今は、1185(イイハコ作ろう)年になっているそうですね。驚きました。何を基準にするかで成立年が決まるので、正確に何年か覚えるのはそんなに重要じゃないかもしれないですね。

 日本の歴史も世界とのつながりの中で理解すると、とても興味深いです。今後は、歴史総合という新しい科目ができ、18世紀以降の近代社会に重点を置いて学ぶそうです。縄文時代、平安時代、鎌倉時代・・・それぞれ知れば知るほど興味は湧いてきますが、授業でじっくり学ぶ時間はないので、テストをクリアするために、必死に暗記していたことしか思い出せません。事実を知り、世界や時の流れの中で、想像力を働かせながら自分で考えると、きっと興味が湧いて進んで学びたいと思えるのでしょう。今からでも、もう一度勉強し直したいと思いました。


 番組の中でも、これからの教育は、『主体的、対話的に考える』ということがキーワードのように思いました。何度もブログに書いていますが、幼児期から自分で考えること、友達と考えを出し合いながら考えることが大切だと思います。


 明日、プロジェクト保育『キラキラデー』の初日を迎えます。まずはグループで分かれて(先生たちが友達関係や今後の活動を予想して決めています)、サークルタイムの始まりです。サークルタイムでは、みんなの顔が見えるように円陣になって話し合います。


 子ども達が興味を持っていること、したいこと、ワクワクすること、楽しいと感じることについて意見を出し合い、テーマを決めます。担当する3人の先生は、子ども達の意見が出るように、すでに仕掛けをしているようです。さあ、いよいよりんごの花保育園『プロジェクト保育』の始まりです。


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