それぞれの年齢の成長
- 智子 大瀧
- Sep 12, 2022
- 2 min read
今年のりんご2組(4歳児)の子ども達は、意欲的な子ども達が多く、朝の放送もほとんど4歳児が中心になっています。りんご3組(5歳児)は、マイペースであまり競争心がないので、りんご2組の子ども達が急いで片づけて事務室へと意気込んでいる姿を見ても気にならないようです。
毎週月曜日は体育教室で、3・4・5歳児が運動会を目指して、跳び箱・マット・鉄棒に取り組んでいます。3歳児は、体育講師のT先生が声を掛けてもなかなか集まってくれません。みんな自分の順番が終わったら、砂遊びをしたり、お茶を飲みに行こうとしたり、それぞれ好きなところに動いています。そんな子ども達が跳び箱を跳んだり、マットで前回りをしたり、鉄棒で足掛け回りをすると、T先生はものすごくたくさん褒めてくれます。もうこれ以上ないというくらいの誉め方です。子ども達がその場にいるだけでも、最上級の誉め言葉で褒めてくれます。
4歳児になると、子ども達の目の色が違います。自分で目的を持って体育教室の列に並んでいます。跳び箱で失敗すると泣いてしまう子もいます。それだけできるようになりたいと思う気持ちが強いのでしょうね。
お友達が頑張っている姿を見て、「〇〇くん、がんばれ!」と応援をするのも、友達の気持ちがわかるようになってきたからだと思います。最初の挨拶から最後の挨拶まで集中して取り組んでいる姿は頼もしいです。
りんご3組(5歳児)はマイペースな子ども達が多いのですが、体育教室では自分はできると信じて果敢に取り組んでいます。暑い日でしたが、1時間以上も器械体操や組体操の練習に取り組みました。
3歳児、4歳児、5歳児と年齢が上がるごとに、成長した姿を見せてくれます。開園からずっと取り組んでいる体育教室ですが、一人一人の子ども達が自分で目標を持って頑張る姿にいつも感動させられます。強制されてするのではなく、ずっと年上の子ども達の姿を見てきたので、主体的に取り組んでいるのでしょう。運動会が楽しみです。
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