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エイジズム

 日本は年齢による固定観念が強い国だそうです。確かに「いい歳をして」「若輩者のくせに」など、人を見ずに年齢で決めつけてしまうことが多いような気がします。そんな社会で長年生きていると、若い時は若い時で、歳を取れば取ったで生きにくくなってしまいます。


 年齢で生き方を規定してしまうのは自分自身かもしれません。まだ18歳なんだから、もう70歳なんだからと、年齢で考え方や行動を決めてしまうと、自分の可能性を狭めてしまうことになりますね。年齢にとらわれない生き方を目指したいと思います。


 私が進学や就職を決める時、進学指導室や就職支援室でファイルを見たり、先輩や先生に話を聞くくらいの情報しかなく、その中で人生を決める選択をしなくてはいけない時代でした。


 今は、誰でも簡単に様々な情報を知ることができ、自分の可能性を広げることができます。先を見通して準備をしておくと、ステップアップできますね。リスキング(将来的な技術革新に備えて新たなスキルを学び直すこと)もその一つです。


 人生100年時代と言われるようになり、60代で定年退職してしまうと、その後の長い人生に生きる意味や生きる術が見出せなくなるかもしれません。まだまだやれること、やりたいことがあると思って生きれば日々の生活が変わるはずです。


 生涯学習の姿勢が身についていると、可能性は大きく広がるでしょう。だからこそ、幼児期から「知ることは楽しい、わかることはおもしろい」という経験をたくさん積み重ねてあげたいと思います。




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