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キラキラデー報告

 昨日のキラキラデーでは、3グループともステップアップした活動になりました。「米」がテーマのキンキラグループは、園で育てているバケツ稲と自分たちで田植えをした稲が大きく成長し、稲の穂に花が咲きましたが、大事な稲が鳥に食べられるかもしれないと知った子ども達は、案山子を作ることにしました。


 保護者の方が小さくなった服や帽子を持って来てくださり、かわいい案山子が出来上がりました・・・と書くと簡単に出来上がったように思われそうですが、2本の竹を十字に組み合わせて紐で固定し、頭と体を緩衝材で作ったり、試行錯誤してようやく出来上がりました。園を見守ってくれているように、今は門にくくりつけられています。名前は、「ブンブンくん」と「みかんちゃん」です。お米を守るために、田植えをした田んぼに持っていく予定ですが、やっとできた案山子と別れるのが悲しいようで、子ども達は、「保育園に置いておきたい。」と話していたそうです。


 「虫」がテーマの虫グループは、アリを3回捕まえて、やっとアリの巣キットに巣ができてきたので、アリの巣をトレーシングペーパーに写して観察しました。「こことここが繋がってる」と変化に気づき、おもしろがりながらアリの巣を写していました。だんだんアリの数が減っていることに気づき、午後から5歳児が3人でアリを捕まえに行ってくれました。次は、アリが好きな食べ物と嫌いな食べ物がわかる実験をする予定です。


 「影」がテーマの影グループは、やっと段ボールの影装置ができたので、赤・青・黄の3色のセロハン紙を光源に貼り付けて、3つの影を作りました。自分たちの手や体だけではなく、卵パックや色紙で折ったものなどの影を映して楽しみました。「みんなで影絵をしたらいいんじゃない?」と担当の先生たちが待ちに待った言葉が子ども達から出てきたので、どんな話を演じるか話し合って決めるそうです。


 5月から毎週1回続けてきた異年齢グループ活動が新たな局面を見せています。子ども達の意見から楽しい活動が広がり、主体的に取り組む中で、もっと知りたい、分かるようになりたいという気持ちが育っています。同じグループの子どもたち同士のつながりも強くなり、意見を言ったり、協力しながら活動が進んでいることがとても嬉しいです。それぞれに新しい目標ができたので、これからの展開を楽しみに見守りたいと思います。


 



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