top of page

クリスマス会

毎年クリスマス会は楽しいのですが、今日のクリスマス会も本当に楽しかったです。5歳児のキャンドルサービスでスタートしたクリスマス会は、赤鼻のトナカイが登場し、自慢の赤い鼻を子ども達みんなが「すてき」「役に立つ」と盛り上げ、気分を良くしたトナカイがサンタクロースを連れに行ってくれました。


 その間に、絵本『100にんのサンタクロース』をプロジェクターで映し出して楽しんだ後、クリスマスにまつわるクイズが5問出されました。担当のK先生が子ども達がワクワクするようなクイズを考えてくれたので、子どもたちの気持ちはますます盛り上がっていきました。


 クイズの後は、トナカイがサンタクロースを連れて来てくれました。サンタクロースさんに「どんな色がすきですか?」「すきな食べ物はなんですか?」「何歳ですか?」次から次に子ども達から質問が出て、違う国から来たサンタクロースさんは、司会のK先生にしかわからない特別な言葉で答えていました。そんなことも子ども達の気分を盛り上げ、サンタクロースさんからすすんでプレゼントをもらい、一緒に写真撮影もしました。今年は怖がったり、泣いてしまう子もいなくて、サンタクロースさんと手を繋いだり、お膝にのせてもらったり、笑顔が絶えない時間になりました。


 在宅で子育てをされている親子の方が事前に予約されて、クリスマス会に参加してくれたのですが、初めての雰囲気の中で、2歳児のお兄ちゃんはサンタクロースを怖がっていました。お母さんが7か月の女の子を抱っこされていたので、すぐに近くにいた先生がその女の子を抱っこして、お兄ちゃんがお母さんの膝の上に座り、安心したようでした。。


 昨日福岡市の園長会で、2024年度から始まる『こども誰でも通園制度(仮称)』の話が出たのですが、今日の親子の様子を見て、在宅で子育てをされている方たちへの子育て支援は大事だと思いました。同じくらいの子ども達の中で、お話を聞いたり、歌を歌ったり、おしゃべりをするだけでもとても楽しい刺激を受けてくれたと思います。


 赤ちゃんがいると、上のお子さんはお母さんに抱っこしてもらうこともなかなかできないでしょう。ほんの少しの時間でもお母さんに抱っこされて安心したような男の子の表情を見て、私も嬉しくなりました。誰にも子育て支援は必要ですね。


 午後から、りんご組は自分たちで作った年賀状をポストに出しに行きました。寒風にさらされ、帰って来た時は「寒い」と言う子もいましたが、自分で作った年賀状をポストに投函できたことが満足そうでした。


 クリスマス会が終わり、年賀状も投函し、明日から希望保育になります。今年最後の登園日の子ども達もいて、「今年もお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。」とあいさつをしてくれました。「よいお年を」と言うと、「なんでそんなことを言うの?」と訊かれたので、「今年がもうすぐ終わるから、新しい年を楽しく迎えられるようにと願って言うんだよ」と答えると、「ふ~ん」という返事。今はよくわからなくても、この時期にたくさん耳にすることで、自分の言葉になっていくのでしょうね。さらに来週は慌ただしく過ぎていくと思いますが、怪我がないよう、楽しく一年を締めくくりたいと思います。

Kommentarer


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page