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トマトとピーマン

 

 園庭のトマトがやっと赤く色づきました。ピーマンは次から次に大きくなるのに、トマトの成長はゆっくりで、子ども達は「まだかな、まだかな?」と待っていました。先日、4歳児のHくんが、優しく、「2階のトマトは赤くなってるよ。」とトマトに話しかけてくれたおかげかもしれません。りんご組が2階の屋外園庭に植えたトマトはすでに赤くなっているので、がんばれーという気持ちを込めて話しかけてくれたのでしょうね。子どもたちのこんなかわいい言葉で夏の疲れも吹き飛びます。


 昨日、はな組は、園庭でトマトとピーマンを切って混ぜて、紙コップに入れて食べたそうです。トマトとピーマン・・・子ども達が嫌いな食べ物トップ3に入りそうな野菜ですが、目の前で切ったり混ぜたりする先生の姿と変わっていくトマトとピーマンの姿を興味津々で見ていました。


 味は・・・?やはり生のピーマンは苦いようで、顔をしかめながら食べる子も

いましたが、「1個だけ食べる!」と宣言した野菜嫌いの2歳児のMちゃんは、1個(一切れですが)食べてくれたそうです。初めて一時保育を利用したKくんも、緊張した顔で食べてくれたそうです。昨日は授業で不在だったので、ライブで子ども達の姿を見られなくて残念でしたが、ビデオでワクワクしている子どもたちを見せてもらいました。


 今日の給食の献立は、豚肉の生姜焼き・シラスと小松菜のゴマ和え・味噌汁でした。残食が増えているのが気になっていたので、りんご組(3・4・5歳児)の様子を見に行くと、あまり食が進まない様子でした。そばに行って、「これを食べると力持ちになれるよ。」「給食の先生が頑張っておいしく作ってくれたんだよ。」と話すと、「園長先生、見てて!」と張り切って食べてくれる子もいました。いつもと違う人が声をかけるのは効果があります。


 栄養士のY先生が、「いろいろ声を掛けると食べてくれたので、嬉しかったです。」と話していました。給食の先生たちは、子ども達が食べている姿をよく見に来てくれます。私たち大人が「食べることって楽しい、食べることは大事、子ども達にたくさん食べてほしい」と思っていると、きっとその気持ちは伝わるはずです。秋になった時の子ども達の食欲を楽しみにしたいと思います。

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