ポテトチップス

子ども達の熱いラブコールを受けて、園内で収穫したジャガイモを使って、またポテトチップを作って食べてもらいました。熱々のポテトチップスは、子ども達に大好評で、食べ終わった後、5歳児のＭちゃんに「今度はおやつの時に作って」と頼まれました。

　偏食傾向なＭちゃんがこんなに喜んで食べてくれるので、リクエストに応えたいと思うのですが、卒園式、入園式と時間との闘いになってきているので応えられるかどうか・・・。でも、Mちゃんは私が作ったポテトチップスがおいしかったという思い出を胸に卒園し、今度は自分で作ってみようと思ってくれるんじゃないかと思います。

　恥ずかしがり屋の5歳児のSくんは、大きな声で「園長先生、ポテトチップス作ってくれてありがとう！」と、みんなの前で進んで言ってくれました。あの場所で〇〇と一緒に食べたものがおいしかったというのは記憶に残りやすいですね。そう考えると、なんだがポテトチップスを作ったくらいで得をしたような気分になりました。

　ポテトチップスを食べた後、すぐに卒園式の練習を始めました。卒園児が歌い始めると、4歳児のTちゃんやHちゃんが目を擦っているのを見て、また泣きそうになってしまいました。それほど卒園児の子ども達の歌には心がこもっています。子ども達の歌を聞いていると、いろんな場面が思い出されます。卒園児の保護者の皆様、ハンカチをお忘れになりませんように。