不審者対応訓練

 今朝、体操が終わった後に、不審者が園に入ってきました。黒いフード付きのジャンバーを着て、帽子を目深にかぶり、スコップを手に持っています。不審者になった主任のA先生です。わかっていても、実際に目にすると怖いです。


 不審者を見つけたF先生が、「ハリーさん(不審者のこと)です。」と報告してくれたので、園全体に「ハリーさんが来ました。急いで先生のところに行きましょう。」と一斉放送をしました。園庭の子ども達は焦って階段を上がって2階保育室に行きました。できるだけ近い保育室に行った方がよかったと思うのですが、先生たちも久しぶりの不審者対応訓練にドギドキしたようで、マニュアル通りには行動できなかったようです。


 マニュアル通りに行動できない・・・だからこそ、マニュアルがあり、訓練を繰り返さなくてはいけないのだと改めて思いました。子ども達は、よくわからないながらも、不安だけはいっぱいという経験をしました。世の中には怖いことがたくさんあります。自分の身を守る術も身につけなくてはいけません。


 保育園の中では、怖いことがあったら、先生の側に行って静かに話を聞くことが大切ということを繰り返し伝えています。


 不審者対応訓練は、私達大人のための訓練でもあります。とっさの時にどう動くかを判断し、役割分担をして子ども達を守らなくてはいけません。今朝はシフトの関係で、まだ出勤していない先生もいたので悩んだようですが、不審者はいつやってくるかわかりません。様々な条件の中で訓練を行っていかなくてはと思いました。


 それにしても、不審者対応訓練は毎回ドキドキします。訓練が終わって着替えてきたA先生に、「今日の先生も怖かったね。」と言うと、「そうですか?あまり怖がらせないように、でもわかっちゃいけないと思っていろいろ考えたんですけどね・・・玄関に入ったとたんに、Kちゃん(りんご3組)から、『あれ、A先生、いつもと違う人みたい』って言われたんですよ。子どもは鋭いですね~。」


 さすがKちゃん。こんな怖い状況の中でも観察力が鋭いです。A先生の言葉に笑ってしまいましたが、そんなに鋭くてかわいい子ども達を守るために、不審者対応訓練を続けていかなくてはと思いました。




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