感謝の運動会

　最高の天気の中、第４回運動会を行うことができました。昨夜は突風、大粒の雨、雷が鳴り、外を見てはため息をついていました。もう、来年から天候に左右されない体育館にしようと思いました。でも、朝は青い空に虹がかかり、やっぱり運動会は青空の下でなくちゃ・・・。現金なものです。

　子ども達は本当によく頑張りました。小さい子ども達は、ほとんど泣く子もいなくて、お父さん、お母さんと一緒に楽しく競技に取り組みました。おうちで親子で過ごしてある姿が想像できて、子ども達は幸せだなと思いました。

　りんご組（3・4・5歳児）の子ども達が、跳び箱、マット、鉄棒に果敢に取り組む姿に、たくさんの拍手が巻き起こりました。特に、５歳児は、おうちの方が応援してくれる声に背中を押されたようで、跳び箱を跳び越せなかった子ども達が、「もう一度挑戦したい！」と、自分で考えて、再度列に戻って行く姿を見て胸が熱くなりました。

　今年のりんご３組（５歳児）は、先生たち曰く、『頭脳派』で、机上でゲームをしたり、絵や字を書くことが好きな子が多く、体を動かすことはちょっと・・・という感じでした。リレーでも、絶対に負けたくないという雰囲気もなく、後ろを気にしながら走る子もいました。それが今日は、跳べなかった跳び箱にリベンジしたり、リレーで負けて涙を流したり・・・。静かに闘志を燃やしていたのですね。

　りんごの花保育園開園の時に２歳児で入園した頃のそれぞれの姿を思い出して、本当に大きくなったな～と思いました。ついこの間まで、おうちの方との朝のお別れが悲しくて、ずっと園庭からおうちの方の後ろ姿を見送っていたのに・・・。卒園まであと少しということを実感して寂しくもなりました。

　昨年、一昨年の卒園児の子ども達がたくさん見に来てくれたのも本当に嬉しかったです。子ども達だけでなく、保護者の方にもお会いできて、嬉しいだけでなくほっとしました。コロナのためにずっと会えなかったので、なおさらです。

　運動会の間中、嬉しいな～、幸せだな～と思っていました。こんなに心が温かくなる運動会ができて、天の神様と子ども達、保護者の方、先生たちに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。