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時代に合わせて?

 今朝の4歳児HちゃんとTちゃんとの会話です。先週Hちゃんのお母さんが携帯を落とされたようだったので、「Hちゃん、お母さんの携帯あった?」「あったからよかったぁ~」「よかったね」「でも、お財布はなかったんだよ」「そうかぁ、それは困ったね」


 Hちゃんは、お母さんの気持ちがよくわかるようで、心配そうにうなづいていました。そばで聞いていたTちゃんに、「園長先生、携帯とお財布とメガネ、どれが一番大事?ひとつだけだよ。」と言われたので、究極の選択だな~と思いながら、「メガネ。だって、メガネがないと何も見えないもん」と答えると、「携帯がないと、lineできないよ」と言われてちょっとびっくりです。


 「そうだね。lineができないと、お仕事できないから困る・・・。う~ん、やっぱり携帯かな?でも、お財布がないと何も買い物できないよ」と言うと、「携帯でお金払えるよ」とHちゃん。さすが今の子どもたちだなと感心しました。


 小学校1年生の孫も、キッズ携帯を持っていて、時々メールをくれます。ひらがなですが、「いそがしいのに、めーるしてくれてありがとう」と私への気遣いまで見せてくれます。これからの子どもたちは仕事でも遊びでも携帯を駆使していくのでしょう。時代は変わります。


 少し前まで、小さな子どもたちにiPadなどを見せるのはいかがなものかと思っていましたが、1歳9か月の孫が使いこなしている姿を見ると、もうそんな時代ではないのかな・・・?と思ったりもします。10月に「こどもとメディア」というタイトルで研修を受ける予定なので、その話も参考にメディアとの付き合いかたを考えたいと思っています。


 保育園では、子どもたち同士で毎日体と頭と手足を使ってとても楽しそうに遊んでいるので、iPadやiPhoneは必要ありません。今のところはこのスタイルを大事にしようと思っています。

 
 
 

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