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生活発表会までの道のり

2月13日が生活発表会なので、それぞれのクラスで、準備や話し合い、練習が始まっています。

保護者の方に、生活発表会を通して、1年間の子ども達の成長と、これまでの保育の成果を見て頂きたいと思っています。


今年度はコロナ禍で、保育園での子ども達の姿や活動内容、友達との関わりなどを見てもらうことが殆どできなかったので、とても貴重な機会です。子どもたちの成長した姿は、保護者の方に喜びと生きる力を与えてくれる(かつて私もそうでした)ので、是非とも実行したいと願っています。

 2階保育室に上がると、3歳児の子ども達が、担任のK先生と、発表会の衣装について話し合っていました。話し合いといっても、この年齢は発達の差も大きく、集中力もなかなか続きません。みんなが集まるまでに時間がかかり、一人一人の理解に合わせながら話すとさらに時間がかかります。


 話し合いが始まってもすぐに違う方向に話がいったり、些細なケンカも起きてしまいます。短く、わかりやすく、印象深く話し合いを進めるには、具体的にイメージできるものを準備することが必要です。

今日のK先生は、写真を準備したようでした。

 話し合いのテーマは、生活発表会で何を着るか?廃材で作った楽器で♪山の音楽家♪を演奏するので、K先生はベストに蝶ネクタイを提案した(前日、私がK先生にアドバイスしました)のですが、子どもたちから、「蝶ネクタイはいいけど、ベストはイヤ!」というそっけない返事が・・・。


「このまんま(制服のグレーのトレーナー)登場する!」とTくん。他の子も、自分のトレーナを指さして、「これがいい!」・・りんご1組(3歳児)の子ども達には、りんごの花保育園の制服が人気のようです。


 なかなか話が先に進みませんが、こんな話し合いを繰り返しながら、子ども達のイメージはだんだん膨らみ、お友達とイメージを共有できるようになっていきます。

 生活発表会を目指してみんなで考え、アィディアが出て、子ども達のやりたいことが実現できて、一人ひとりの子どもが大きくなった自分を感じられるといいなと思います。



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