給食ができるまで
- 智子 大瀧
- Aug 2, 2022
- 2 min read
栄養士のY先生が、給食ができるまでをビデオに録って子ども達に見せてくれました。八百屋さん、魚屋さん、お肉屋さんが配達してくれる姿も映っていました。毎日、その日の分を届けてくれるんですね。安全で安心な食材です。
野菜を洗って、皮を剥き、細かく切っている姿も見ることができました。とても手早いです。保育園の食材は生で出すことはほとんどなく、安全のために熱を通します。その都度内面温度が85度になるのを温度計で確認している姿が何度となく映っていました。手間がかかりますね。
一食分の野菜の多さに子ども達から感嘆の声が上がりました。こんなにたくさんの野菜や肉、魚を調理する大変さはわからないでしょうが、量の多さにびっくりしたようです。大きな鍋に油をひいて、大きなしゃもじで炒めている姿も見ることができました。こんなに暑い日はさらに給食室は暑いでしょう。
ビデオの最後の方では、出来上がったカレーライスと切り干し大根のサラダが映し出されました。とてもおいしそうです。こんなに手間がかかっている給食を残さず食べているでしょうか?
食べ終わったお皿を洗っているところも映されていました。Y先生が、「みんながお皿がピカピカになるまできれいに食べてくれたら嬉しくて、先生たちも助かります。」と話すと、自分達ができることがわかったようでした。給食時間に保育室に行くと、何人もの子ども達が、「お皿、ピカピカになったよ!」と見せてくれました。
食べる物に困ったことがない時代に生まれた子ども達は、食べ物の大切さを感じる機会が少ないと思います。残さず食べようとする気持ちも育ちにくいでしょう。だからこそ、様々な機会をつくって、食べ物や作ってくれる人への感謝の気持ちを育てたいと思います。
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