赤ちゃんの魅力

 新年度になり、久しぶりに『赤ちゃん』がりんごの花保育園に来てくれました。子どもの成長は本当に早くて、入園した当初は『赤ちゃん』でも、あっという間に大きくなり、赤ちゃんではなくなってしまうので、久しぶりに『赤ちゃん』に会えたような気持ちになります。子どもの成長は嬉しいですが、やっぱり『赤ちゃん』の可愛さは格別です。


 赤ちゃんは何もできない存在のように思われていますが、最近の赤ちゃん研究では、『有能な学び手』と言われています。好奇心が旺盛で、一生懸命見たり、聞いたりして情報を得ようとします。感性が鋭いので、環境の変化に敏感です。だからこそ、保育園での生活になかなか慣れにくいのでしょう。


 怖い、不安、悲しいという気持ちは泣くことでしか表現できません。大きな声で泣いて訴えながらも、「大丈夫だよ」という私たちの言葉に耳を傾けようとしていることがわかります。一番大事な存在であるお母さんと離れて不安でいっぱいなのに、視覚、聴覚、触覚、臭覚、全ての能力を駆使して、安心できるものや人を取り入れようとする赤ちゃんはやっぱりすごいです。


 同じように、赤ちゃんは受動的な存在のように思われていますが、実は、主体的な存在です。私たちは当たり前のように赤ちゃんの世話をしますが、赤ちゃんが世話をしてもらえるように私たちを動かしているのです。つぶらな瞳、かわいい声、柔らかな体、ふわふわのほっぺ、甘い匂い・・・そこにいるだけですごい存在感で、思わず声を掛け、触り、抱っこしたくなってしまいます。赤ちゃんは大人が関わりたくなるような魅力を持ってこの世に誕生しているのですね。


 慣れ保育が始まって10日が過ぎようとしています。まだまだ泣いている時間が多く、かわいそうですが、時々泣き止んで、機嫌がいい時にはにこっと笑ってくれる赤ちゃんにメロメロになっています。『赤ちゃん』がいる保育園は幸せです。


 

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