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ルール

お昼時にりんご組に行くと、4歳児のY君とKちゃんが大泣きしていました。どうやら片づけのルールがそれぞれ違ったことが原因のようでした。

 給食の時間になったので、玩具を片づけようとしたY君に、Kちゃんが、「給食が終わってまだ続きがしたいから、片づけないで」と言ったそうです。「全部片づけないと給食に行けない」と言うY君と、せっかく作った線路をそのままにしておきたいKちゃん。それぞれ涙が止まりません。

 りんご組は、子ども達が遊びに入りやすいように、全部片づけないでいくつかの積み木を並べたり、線路をつなげて置いています。遊びの続きがしたい子はそのままにしてもいいというルールもあります。

 聞いた話によると、Y君は、おうちで弟くんたちのために、玩具を並べたままにしたことがあるそうです。お兄ちゃんの思いがまだわからない弟くんたちは、全部片づけないとダメと言い、それできょうだいげんかになったそうです。Y君の気持ちを知ったお母さんは家族会議(?)を開き、話し合って、やっぱりおうちの玩具は全部片づけることに決めたそうです。

 保育園のルールとおうちのルール、それぞれの場所で日々子ども達はたくさんのことを学んでいるんですね。気持ちが切り替えられないのも無理ないことかもしれません。

 二人が泣いているのを見ていた同じく4歳児のRちゃんに、「Rちゃん、給食の準備してきたら?」と言うと、「みんなが一緒じゃなきゃいやだ」と一言。Rちゃんは毎日Y君とKちゃんと同じテーブルで食べているのです。そんな気持ちも育っているのだと思うと、嬉しくなりました。

 それから5分も経たないうちに、Y君はおもしろいことをして、Kちゃんを笑わせていました。けんかも子ども達の心を育てるんですね。

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