石の上にも3年

今年4月に社会人になった方、仕事をやめたい、私には向いていないと思っていませんか。これまで対価を払ってサービスをしてもらっていた側だったのに、対価を頂いてサービスをする側になるのですから、この変化は相当なものです。覚悟していたつもりでしょうが、現実は本当に厳しいですよね。

 私も、卒業して2年で幼稚園をやめてしまいました。こんなに忙しい日々を過ごしていたら、何も自分のことができない!と勢いをつけてやめた私がこんなことを言うのもおこがましいのですが、3年経たないと、仕事の価値やおもしろさはわからないと思います。

 私の娘も、就職して3年近く、毎日毎日やめたいと言い、胃薬を常用しながら仕事を続けました。苦労してやっと入った会社だったのに、思うように仕事をさせてもらえない、できないと散々愚痴を聞かされました。

 「石の上にも3年。3年頑張って、それでもいやならやめればいいよ。」と繰り返し言い続けた結果、職場になじみ、仕事にやりがいを感じるようになったようです。その後結婚して大阪の会社に転勤してしまったのですが、今でも帰って来ると、「あの頃はよかった。また会社に戻りたい。」と言います。人の記憶はうまく修復されるようです。

 保育士の仕事も同じです。仕事の内容がわかるには1年かかります。初めてのことばかりで、何をしていいかわからず、行事の直前になってあたふたします。子どもは若い先生の言うことをなかなか聞いてくれないので、落ち込んだり、悩んだりします。

 3年目。子ども達に振り回されながらも、子どもっておもしろいな~って思うようになります。すぐに手を出さずに、子どもの行動を待ってみようと思えるようになります。泣いたり、怒ったりする子ども達の心の中が見えてきて、さらに愛おしくなります。

 なので、1年目、2年目でやめてしまう保育士の方がたくさんいることがとても残念です。3年頑張ってみて下さい。子どものことをもっと知りたいと思うようになりますから・・・

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