おひるね

小さい頃の嫌な思い出のひとつにお昼寝の場面が記憶に残っています。みんなで暗い部屋に並んで毛布をかぶってお昼寝をしているのですが、なかなか眠れずに、その時間がとても長く感じたこと。たぶん、3、4歳位だったと思います。

 規則正しい生活リズムを作るために、保育園では昼食を食べた後にお昼寝をします。早起きした子どもは、たくさん頭と体を動かしてお腹いっぱいになると、自然に眠くなります。歩ける子は、いつも同じ場所にコット(お昼寝用ベッド)が置いてあるので、自分で歩いて行ってコットに横になるといつの間にか眠ってしまいます。

 0歳児、1歳児はいつの間にか眠ってしまうのですが、2歳を過ぎると、体力がついてくるので、すぐには眠れません。コットの上でしばらくゴロゴロしたり、小さな声でおしゃべりをしながら、そのうち眠ってしまいます。

 3歳を過ぎると、さらに体力があるので、午前中しっかり頭と体を動かしても、なかなか眠くなりません。隣りの友達と小さな声でおしゃべりしているうちに一人二人と眠りの中へ・・・。でもなかなか眠れない子もいます。

 お昼寝の時に、大人の手は必要ないと思っています。子どもが自分で寝たい時に眠ればいいからです。友達を起こさないくらいの声でおしゃべりしたり、ごろごろしているだけで身体が休まります。

 先日保育の安全研究・教育センター代表理事の掛札逸美先生が講演の中で力説されていました。「寝ない子は寝かせないでください!」保育園等の死亡事故の第1位は睡眠中です。泣いている子を無理やり寝かせて死亡した事例もあります。

 必要な睡眠時間は一人ひとり違います。今の保育条件の中で一人ひとりに合わせるのは難しいですが、保育者の意識を変えることで、お昼寝の時間をもっと良い時間に変えることができるのではないかと思います。

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