居心地
お昼時、つぼみ組(0・1歳児)のお部屋にお手伝いに行きました。手を洗う時に、どっちが先かでトラブルになったようで、1歳児のGくんが泣いてしまいました。
手を洗うのも、ごはんを食べるのも嫌だと言うGくんを抱っこして、3人の子どもたちが座っているテーブルへ。私が他の子とおしゃべりをしているうちに、膝に座ったGくんは、食べてもいいかなと言う気持ちになったようです。でも、椅子には座りたくないと言うので、膝に抱っこしたままごはんを入れたスプーンを口に持っていくと、思ったより大きな口でパクリ。ごはんを3杯とおでんの糸こんにゃく、厚揚げ、鶏の団子を食べてくれ、途中絶対に飲んでくれなかったお茶も、最後は飲み干してくれました。
その間、他の子ども達は、自分でスプーンを持ってもぐもぐ。お代わりをしたり、こんなに食べれるようになったよと言いたげに、おでんの具を食べていました。しっかり食べた子どもたちは、自分で「ごちそうさま」と手を合わせて、コット(簡易ベッド)へ。
自分のペースで、時々お友達と話しながら食べている姿から、安心して気持ち良く過ごしていることが感じられました。
昨日も、Gくんは、ごはんを食べたくないと言ったので、Y先生がラップでおにぎりにすると食べてくれたそうです。そんな時もありますよね。
この安心感と居心地の良さは、1年間かけて作られたのでしょう。一人ひとりの子どもが安心して、自分らしくいられることは、とても大切なことです。
たくさん食べたGくんを、それでも膝から下りてくれないので、抱っこしてコットに連れて行くと、学級委員のようにSくんが、「Gくんは、ここ」とGくんのコットを教えてくれました。だんだん頼もしくなるなぁと嬉しくなりました。