大きくなりたい気持ちと

金曜日の朝、門の前で登園して来る子ども達を出迎えていた時のお話です。

 いつものように、お母さんときょうだい4人で登園してきた3歳児のA 君が、門のところにいる私の側に一人でやって来ました。Aくんは、1歳児のYくんとお父さんが登園して来るのを見て、「小さい子は小さいね〜」と一言。おもしろい表現に思わず笑ってしまいましたが、どんな気持ちで言った言葉なのかわかりませんでした。なんと言っていいかわからず、「そうだね〜」とまたつまらない返事をしてしまいました。

 「ほら、園長先生見て、もうA はこんなに大きくなって、こんなとこも届くよ」と思いきり手を伸ばしました。「本当だね。大きくなったね」

 自分より小さい子を見て大きくなった自分を感じて、「小さい子は小さいね~」と言ったんですね。Aくんの心の中が少し見えたような気がしました。

 その後に登園して来たのは、2歳児のYちゃん。お母さんに抱っこされて登園です。

 「Yちゃんは、いつもおうちでは自分のことを『お姉ちゃん』と言ってるけれど、朝は歩きたくないから、『Yちゃんはまだ小さい』って言うんですよ」とお母さんが話してくれました。うんうん、どの子も同じですね。

 なんでも自分でできるお兄ちゃん(お姉ちゃん)になりたい・・・だから赤ちゃんみたいと言われるとプライドが傷つきます。でも、時々は小さいままでいいからお母さんやお父さんに甘えたい・・・

 大きくなりたい気持ちを大切にしながら、疲れた時、休憩したい時はたくさん甘えさせてあげてほしいと思います。

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