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パン屋開店しました

りんごパン屋(5歳児Rちゃんが名づけてくれました)が開店しました。登園後そわそわしている5歳児のYくんが、園庭から事務所の窓をノックして、「今日は10時からだよ」と何度も教えてくれました。

 10時半にパン屋が開店。待ちかねたりんご3組(5歳児)とりんご2組(4歳児)のRちゃんが、呼び込みを始めました。

 つぼみ組(1歳児)・はな組(2歳児)の子ども達が次々にパンを買いに来ました。綺麗にパンが並んだ棚と、生き生き働くお兄ちゃん、お姉ちゃんに気圧されたみたいでしたが、「ドーナツ、はいどうぞ。」と渡されると、とっても嬉しそうでした。

 子ども達で役割分担を決めたようで、接客をする子、パンを包む子、袋に入れる子と、とても手際が良くて驚きました。

 りんご1組(3歳児)の子ども達が買い物に来た時には、ピザは売り切れでした。ドーナツやメロンパンは在庫があって、品薄になると、さっと新しいパンを並べられます。子ども達は、本当によくお店の人の言葉を聞いたり、動きを見ているのだなと思いました。

 買いに来た子ども達に、「一人2個です。」と言っていたのですが、誰かが「先生は何個?」と聞くと、「スペシャル、3個」「先生方(!)は3個です」と言葉遣いも丁寧に、特別対応をしてくれました。

 パン屋さんは大盛況のうちに閉店し、子ども達の手で綺麗に片づけられました。子ども達だけでこんなにスムーズに楽しくできるのは、今まで培われてきた力が発揮されたからでしょう。5歳児の保育目標「友達とイメージを共有し、目的を持って、力を合わせてやり遂げる充実感を味わう」を見事に達成したと思います。

 主任のA先生が、5歳児のKちゃんに、「パン屋さんをした感想は?」と聞くと、「子ども達の笑顔がたくさん見られて嬉しかったです。」と答えてくれたそうです。これもまた100点満点の答えです。パン屋さんの成功を糧に、また新しい「やりたい」気持ちが出てきているようです。

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