鬼が来た
今日は節分。登園してくる子ども達も、鬼を意識してでしょうか、少しソワソワしていました。
節分の様子をビデオに撮るためにはな組(1・2歳児)の保育室に行くと、0・1・2歳児の子ども達がみんな集まっていました。「おはよう」と言いながらドアを開けた瞬間、子ども達の顔が強張ったので、ちょっとびっくりしました。
先生たちが、「あ~鬼じゃなかったね」と言うと、みんなほっとしたような顔になり・・・それもつかの間、すぐに赤鬼と青鬼がやって来ました。
先生にしがみついて大泣きする子、身じろぎもしない子、どうしようかなと考えている子、それぞれ反応が違います。最初は驚いたものの、よく見ると、頭に鬼のお面を被った〇〇先生と〇〇先生です。な~んだと言うように、新聞紙を丸めた豆を鬼に投げる子もいました。
「泣き虫はいないか?」「ごはんを残す子はいないか?」「意地悪をする子はいないか?」と言う鬼達に、首を振りながら豆をぶつけるのは2歳児の子ども達です。やっぱりよくわかっていますね。
りんご組(3・4・5歳児)のビデオを撮りに行きたかったのですが、見学の方が来られたので、行くことができずに残念でした。
鬼役の先生に聞くと、さすがに顔が見えている鬼を怖がることはなく、たくさん落花生をぶつけられたそうです。2階からは賑やかで楽しそうな声が聞こえてきました。
孫の保育園では、リアルな鬼が来たようです。2歳児の孫は、仲良しの男の子が背中にしがみついて隠れるので逃げることもできずに大泣きしたそうです。ちょっと胸が痛くなりました。
心の中の鬼は逃げて行ってほしいのですが、トラウマになるほど怖がらせてはいけません。ちょっと怖かったね~くらいでいいんじゃないでしょうか?
節分が終わったら、春がやって来ます。災いやウィルスを吹き飛ばしましょう。