マスクの弊害2

昨日の続きで、マスクの弊害について書きたいと思います。

 マスクを着用するのが常識になって、これからずっと続くのかもしれません。何年か経った時に、マスクをしないで、会話するなんてあり得ないという日が来るかも・・・と思うと、ちょっと息苦しくなってしまいます。人との距離がますます離れてしまいそうです。

 そんな状況の中、子どもの代弁者である私達は、マスクの弊害について忘れてはいけない、それを補うために何ができるかを意識しなくてはと思っています。

 随分前に研修で聞いたお話です。聖マリア病院の橋本先生は、日本で最初に、当時600グラムの赤ちゃんの命を助けられました。超未熟児で生まれた赤ちゃんは、その後長く保育器で育てられることになります。

 橋本先生は、たくさんの未熟児の赤ちゃんの命を助けたものの、保育器で育つ赤ちゃんの表情が乏しいことに気づき、その理由が、看護師がマスクをしているからではないか・・・と思い至ったそうです。

 聖マリア病院は、日本で最初に保育士をNICU(新生児集中治療室)に入れたことで、赤ちゃんの表情が豊かになったというお話をお聞きました。マスクで顔の表情がわからないことは、コミュニケーションに大きな影響を与えるのですね。

 私は、短大で授業をしていますが、今年度は学生全員がマスクをしているので、顔を覚えることが全くできません。話していても、わかっているのか、わからないのか伝わってきません。

 口元は、豊かな情報源なのですね。それが遮断されている今、人とのコミュニケーションに影響し、その影響を最も受けているのが子どもであることを忘れないようにしなくてはと思います。

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