夏の野菜
今日の3時のおやつはゆでトウモロコシ。皮を剥いてくれたのは、はな組(1・2歳児)の子ども達です。なかなか皮を剥けない子や、剥いたらとうもろこしが出てきたのを見て、「コーン!」と、驚いていた子もいたそうです。
10時ごろ、はな組の子ども達が、自分で皮をむいたトウモロコシを手に持って、事務所まで見せに来てくれました。トウモロコシの香りはいいですね。夏の匂いがします。私に見せてくれた後は、給食室まで持って行ってくれたのですが、Yくんは、すぐに食べられると思っていたらしく、食べられないと分かったとたん泣き出したそうです。
「給食の先生にお料理してもらって食べようね。」と、どうにか納得してもらったそうですが、こんな食育ができるのも給食室が園内にあるからです。毎日、給食室からおいしそうな匂いや、野菜を切る音が聞こえてきて、それだけで嬉しい気持ちになります。子どもには、五感を刺激する経験がとても大事ですね。
最近、10時のおやつは茹でた人参だったり、ジャガイモだったりします。昨日はキュウリで、今日はトマトでした。おうちでは人気がない野菜たちも、お友達と一緒に食べる給食では、特別な味がするようです。よく食べてくれます。給食の先生も、出汁で煮たり、鰹節をまぶしたりいろいろ工夫をしてくれるからでしょうね。
りんごの花保育園で、時々働いてくれているN先生が、頻繁にお野菜を届けてくれます。ジャガイモ、大根、玉ねぎ、キュウリ、トマト・・・。先日は8キロもある自宅で育てたスイカを持って来てくれました。今日のおやつのトマトも自宅で育てたものだそうで、真っ赤でとっても美味しかったです。
自宅で育てたゴーヤも持って来てくれたので、給食の先生がおいしく味付けして給食に出してくれました。意外にもりんご組(3・4・5歳児)は、よく食べてくれたそうです。りんご組にもなると、大人の味がわかるのでしょうか・・・やっぱり、太陽をたくさん浴びた野菜のおいしさと、子ども達にたくさん食べてほしいという給食の先生の愛が込められているからでしょうね。
保育園の給食はとってもおいしくて、栄養があります。食べることが大好きな子に育ってくれそうです。
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