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天体観測

 糸島に天体観測に行ってきました!保育園から50分ほどの距離しか離れていないのに、別の空間にいるような感覚でした。奇跡的に雨が降らず・・・きっと参加者みなさんの念力が通じたのだと思います。行く途中にパラパラ雨が降ってきて、どうしよう・・・と思ったのですが、まったく雨が降らずに、きれいな星を見ることができました。


 街から少し離れただけでなんてきれいな夜空が広がっているのでしょう!小学校のA先生が「慣れると星がたくさん見えてくるようになりますよ」と教えてくださったのですが、本当にその通りでした。だんだん星が浮かび上がってきて、それぞれ違う色や強さで輝いているのがわかりました。


 A先生が、レーザー光線で導いてくれるその先には、聞きなれた星が浮かんでいました。カシオペア座、こと座、はくちょう座、こと座、それを繋ぐ夏の大三角形も教えてもらいました。周りが真っ暗なので、だんだん星が増えていって、さらに別世界にいるような気がしました。


 木星は、太陽になりそこなった星だそうです。もし、木星が太陽になっていたら、今の太陽と木星の太陽が地球の周りをまわるので、夜がなくなって、一日中明るかったかもしれません。木星が太陽にならなくてよかったです。もし木星が太陽になっていたら、こんなきれいな夜空を見ることはできなかったでしょう。


 土星は、地球の21個分の大きさがあるそうです。そんな大きな星がこんなに小さく見えるということは、遥か遠く離れた場所で輝いているということですね。暗い夜空の下でA先生のお話を聞きながら、見えない宇宙に想いを馳せました。


 子ども達は、おうちの方と一緒に天体望遠鏡を覗いては「ウワッ」「きれい」と小さな声を漏らしたり、土星を見て「ピンポン玉に針を刺しているみたい」、木星を見て「虹みたい」とそれぞれの表現で感動を言葉にしていました。ダブルスターを見た時は「きれい・・・」とため息。A先生が言われた宝石箱という表現がぴったりでした。


 Hくんのお父さんは、1時間くらいの天体観測の間にいくつかの流れ星を発見したそうです。きっと願いが叶いますね。今日のこの時間は本当に特別でした。きっと星を見るたびに、この日のことを思い出すでしょう。子ども達にとってもそうだといいなと思います。


 こんな素敵な特別な場所を提供してくださったルイスデザインの社長さん、その奥様(このおしゃれな古民家は奥様のご実家だそうです)、その橋渡しをしてくださった5歳児のKちゃんのお母さん、お父さん、本当にありがとうございました。ご近所さんの挨拶周りや草刈りもしてくださって、申し訳なく嬉しく思っています。


 小学校のA先生、おもしろくて心に残るお話と心を揺さぶる天体観測をありがとうございました。もっとお話が聞きたかったです。それから、遠くまで暗い道を運転して子ども達を連れてきてくださった保護者の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。


 たくさんの出会いに感謝しつつ、今日は天体望遠鏡の小さな窓から見えた星々を思い出しながら眠りにつきます。

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