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複雑な心

今年度、短大の外部評価委員を委嘱されたので、今日は外部評価委員会に出席しました。外部評価委員は4名。委員会では、短大の最近の動向や各学科長から学科の教育内容や就職状況について説明を受けました。


 短大も少子化の影響を受け、定員割れが続いているそうです。短大、大学の閉校もあり、時代に合わせた魅力ある学校づくりに頭を悩ませてあるようです。保育園も定員割れがさらに加速しているので、他人事ではありません。選ばれる保育園になるために、どの園も試行錯誤をしているところだと思います。


 今朝、小・中学校の先生の人手不足が深刻だという報道を見ました。保育士も同様で、配置基準を改善したいと思っても、保育士不足なのでできないという事情もあるようです。学校現場も保育現場も人を育てるところで起きている問題に解決策はあるのでしょうか?


 社会は常に変化しています。先を見通す力があれば、こんなに苦労することはないのでしょうが、なかなか難しいですね。誰もが幸せになりたい、楽しく暮らしたいと思っていますが、悩みは尽きません。


 昨日、5歳児の子ども達の心の成長に触れる機会がありました。Aくんのお母さんが話してくださったお話です。


 最近、課外のクラブで跳び箱を跳ぶことができずに固まっていたAくんが、「跳びたいと思ってもスイッチが入らないんだよ」と自分の気持ちを言葉で表現してくれたそうです。「どこにスイッチがあるの?」「心の中だよ」跳びたいと思っても一歩を踏み出すことができない今のじれったい気持ちを言葉にできたAくんに、大きな成長を感じました。言葉の選び方にも、繊細な気持ちが伝わって来ました。


 夕方、5歳児のYちゃんが大声で泣きながら事務室に入って来ました。Sちゃんと一輪車のことで喧嘩になったようです。事情がよく掴めないまま、二人に「どうしたらいい?」と尋ねると、Sちゃんが「ごめんね」と謝りました。Yちゃんは「いいよ。(気持ちが)落ち着いたから。」と返すと、今度はSちゃんが「もう一輪車には乗らない」と泣きながら部屋を出て行ってしまいました。


 「ごめんね」「いいよ」では終わらせられない気持ちに気づき、子ども達がまたひとつステップアップしていることがわかりました。どうしてあげたらよかったのかわかりませんでしたが、人の心が複雑であることを子ども達の言葉から感じました。小学校になると、さらに心が複雑になり、友達関係も難しくなるのでしょうね。小学校の先生方も大変だと思いますが、一人一人の気持ちを大切にして関わってほしいと思います。


 

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