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睡眠

 今日の授業では睡眠について話をしました。人間にとって食事・排泄と並んで、睡眠は大切ですね。睡眠は、身体や脳を休めるという他にも大きな役割があります。浅い眠りであるレム睡眠では脳が働いていて、記憶が定着したりするのを助けたり、情報を整理してくれたりします。良い睡眠が取れると気持ちがすっきりしますね。


 乳幼児期に早寝・早起きの習慣をつけることは最重要課題ですが、習慣になるまでには日々の努力が不可欠なので、なかなか難しいですね。年齢によって適正と言われる睡眠時間がありますが、個人差があるので、日中その睡眠時間で快適に活動できるどうかで判断するといいようです。子どもは、大人によって睡眠時間をコントロールされるので、大人の意識はとても大事です。


 幼児期は、朝7時前に起きて、夜8時過ぎには自然に眠くなるようなリズムをつけてあげたいですね。保育園ではそのリズムが作られるよう一人一人のお子さんに合わせてお昼寝の時間を考えていきたいと思っています。


 未満児は順番に食事をするので、食事時間に1時間ほどの差があります。早く登園し、早く眠くなる子から食事を始めます。たくさん活動して、たくさん食べて眠くなり、自分でコット(お昼寝用のベッド)に行き、12時から15時までのお昼寝の時間帯の中で寝てくれるといいなと思っています。眠たくない日もあると思いますが、ベッドの上でゴロゴロ体を休めながら、自分でお昼寝に入っていってほしいと願っています。


 夜の寝つきが遅い子は、食事の順番を変えたり、お昼寝から早く起こしたりして、ご家庭での生活を含め24時間を見通した生活リズムを作っていきたいと考えています。保護者の方から、「夜寝ないので、お昼寝から早く起こしてほしい」と言われた時は、保護者の方と話し合って時間を調節しています。

 

 3歳児になると、だんだんお昼寝が必要ではなくなってきますが、秋までは身体を休める時間が必要だと考えているので、お昼寝をしています。個人差があったり、ご家庭の状況が違うので、保育園のお昼寝はいろいろ考えさせられますが、子ども達が健康に成長できるように保護者の方と協力して進めていくことが大事だと思います。

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