コーピング
- 智子 大瀧
- 1 day ago
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昨年10月に児童発達支援事業所を開所してから、時間も心の余裕もなく、すっかり通信大学から遠のいてしまいました。10月に開所することが決まった時にそうなるだろうと思って、履修科目を限定していたのですが、それさえ手を付けられない情けない状況でした。
宿題があるのに、その気になれない子どもの気持ちがよくわかります。いろいろ理由を並べたり、自分の行動を正当化しようとしたりしましたが、やっと少し前に進みました。学ぶのはおもしろい・・・通信大学に通い始めた当初の気持ちを思い出しました。
今日は臨床心理学の科目習得試験のレポートを提出しました。心理学は学べば学ぶほどおもしろく、わからなくなります。人間の心は複雑で、一枚岩ではないので、様々な解釈ができ、人それぞれ悩みがつきものですね。
今回の授業では、ストレスを感じた時に、それを軽減したり、解消したりするために意識的に行う行動「コーピング」について学びました。コーピングには行動的コーピングと認知的コーピングがあり、すぐに使えて、低コストなコーピングレパートリーを持っている人ほど健康度が高いそうです。
行動的コーピングには、さっさと寝る・お風呂で浮かぶ・ヨガに行く・ケーキを食べるなどがあげられます。認知的コーピングには、帰りに飲みに行こうと考える・今日の夕食はなんだろうと考える・部屋に良い匂いのアロマディフューザーを置いてみたらどうなるだろうと想像するなど、考えるだけなので、すぐにできて低コストです。
コーピングのコツは、「え~、そんなの?」くらいの大したことないコーピングをたくさん持っていて、いつでも使えるようにしておくことだそうです。認知的コーピングは考えたり、想像するだけでいいのでお金がかからずおススメです。
授業の資料を読み返して、私も日常的によく使っているなと思いました。悩みは尽きることがありませんが、悩みに振り回されるのはいやですね。人それぞれ考え方や思いがあるので、すれ違うのは当然です。人の顔色を見たり、気持ちを気にしたりするのはやめようと思ってもなかなか難しいですが、振り回されるのは本当にいやですね。時間がもったいないと思います。
私もコーピングのレパートリーを増やして、楽しくがんばります。まずは明日に備えてさっさと寝ます。
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