ピュアサポート
- 智子 大瀧
- 12 minutes ago
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昨日は児童発達支援事業所の家族プログラムの日でした。事業所が何を目指してどんな療育を行っているのか保護者の方に知ってもらいたくて、4月から6月まで3回にわたって行いました。3回目の昨日はお母さんふたりだけの参加でした。
お二人のお母さんだけだったので、たくさんお話ができてとても有意義な時間になりました。特性を持ったお子さんを育ててあるお母さんの大変さや、お子さんをいとおしく思いながら育ててあることが伝わってきました。
年長児のお子さんがいらっしゃるお母さんは、小学校の特別支援学級を考えられていて、小学校にお子さんを連れて見学に行かれたそうです。2校を見学されたそうですが、まったく違った環境で、それまで「小学校に行きたくない」と言っていたお子さんが、2番目の小学校を見て「ここがいい」と言ってくれたそうです。見学は大事ですね。公立小学校は同じだと思ってしまいますが、人・ものなどによって全く変わります。どうぞお子さんと一緒に見学に行ってくださいね。
放課後デイサービスも何件か問合せ、見学に行って予約をされたそうです。放課後等デイサービスは事業所によって環境がさらに違うので、見学は必須です。人気があるところは早くからいっぱいになってしまうので、こちらも早い対応が必要のようです。
「障がい」ではなく「特性」と言ってもらえるようになって嬉しいと話されました。そんな一言が大変な思いをされているお母さんを傷つけているんですね。将来のために、「早寝、早起きをさせてください」「偏食はなくした方がいい」・・・・お母さんたちの日頃の大変さに思いを寄せることもなく、そんなことを思ってしまいますが、お母さんたちは精一杯がんばっていらっしゃいます。未確定な未来のために保護者の方を追い詰めてはいけないと改めて思いました。
同じような悩みを持った方同士のピュアサポートがどれほど力になるかを感じました。これまで工夫されてきたお話はとても参考になります。お母さんたちに必要なのは、指導や助言ではなく、「大丈夫」という安心感を伝えることと、困った時はいつでも話せる人がいるということだと思いました。そんな場所になりたいです。
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