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保育士という仕事

 子育て支援員のY先生からとっても嬉しい言葉を頂きました。「子ども達を見ていると、この子はどんな言葉を話すようになるんだろうって、とっても楽しみになりますね。赤ちゃんだった子ども達が、3歳くらいになると小さい子のお世話をして、卒園する時にはさらに頼もしくなって・・・。そんな姿をずっと見られるなんて、本当にいい仕事ですね。その成長を見られるのが、醍醐味ですね。こんなすてきな仕事があることに今まで気づきませんでした。」


 人生で一番成長する時期に関われるこの仕事は他にはない喜びがあります。毎日子ども達の新しい成長に驚かされ、喜びを与えてもらっています。Y先生が言われるように、家庭では見られない子ども同士の関わりや先生たちと関わっている姿をたくさん見ることができます。お母さん方よりも、子ども達の成長しているところを目の当たりにしているのかもしれません。う~ん、確かにそうです。こんな楽しい仕事はないでしょう。


 Y先生はこんなことも言われました。「そんなに思えるのは、この保育園だからかもしれません(本当にそう言ってくださいました)。噛みついたり手を出したりする子がいても、先生たちがみんなそれを受け入れて、こんなところもあるけど、こんないいところもあるって子ども達のいいところをちゃんとわかっているんですよね。これから小学校に行ったら、もしかしたら、排除されたり分けられたりすることもあるかもしれないけど、ここでは良いところを認めてもらえるのでいいなと思います。そんな社会になるといいですよね。」


 こんなにしっかりと私たちのことを見ていてもらっているんだなと嬉しくなりました。一人一人の良さを引き出すのは私たちの仕事です。手を出したり、噛みついたり、引っかいたりする子どもの気持ちに寄り添い、それは良くないことだと伝えながら、私たちがその子の良さを分かっている気持ちもしっかり伝わっているので、子ども達は安心して成長できるのでしょう。


 この子がどんな言葉を話すようになるのか、友達とどんな遊びを楽しむようになるのか、5歳児になった時どんなリーダーシップを発揮してくれるようになるのか、そんなことをイメージしながら毎日楽しく過ごしています。

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