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もうすぐ


第13回定例会に出席しました。工事は予定通り進み、外溝は4月になるかもしれないと言われていたのですが、天気さえ良ければ、3月中に完成しそうです。信頼できる方々とご縁があって本当に良かったと思います。

 今日は内装を見せてもらって写真を撮りました。家庭的な温かい雰囲気でした。ここに、家具や教材、保育用品が並べられ、子ども達の笑顔が揃うところを想像してニヤニヤしてしまいました。屋外園庭が見晴らしが良くて、開放的な気持ちになれます。雨の日も外に出られるような環境をこれから作っていきたいと思います。

 同じ部屋で集団で長時間過ごすと、子どもだってストレスを感じます。散歩や園外保育をたくさん取り入れて、リフレッシュして、楽しく過ごせるようにしたいと思います。室見川が近くなので、四季折々の自然や動植物に触れ合えるのではないかと楽しみにしています。前の道路は車通りが多いのですが、少し西の方に行くと、田んぼや公園、神社があります。

 以上児クラスで、こんな保育ができるといいなと思っています。

 室見川に行って、魚を見つけた子ども達が、魚の名前を知りたいと思います。名前を知るためにどうすればいいか、みんなで考えます。図鑑を見たらわかるという意見が出ます。図鑑をみんなで見るのですが、子ども達の記憶にある魚がそれぞれ違っていて、どの魚かわかりません。もう一度見に行こうということになり、写真を撮ったらいいという意見が出ます。川に行って写真を撮り、図鑑と見比べて、魚の名前がわかります。魚の名前がわかると、その魚が何を食べているのか、どのくらいの大きさになるのか知りたくなります。もう一度図鑑で調べると、いろいろなことがわかってきます。魚の写真を貼り、名前や大きさ、食べているものを書いてお母さんたちに見てもらおうという意見が出ます。字を書けない子は、写真を真似して絵を書きます。たくさん魚の絵ができると、切り取って魚釣りをしようということになり、魚釣り遊びが始まります。だんだん、今度は本物の魚を釣ってみたい気持ちが膨らみ、魚釣りをするためにはどうすればいいか子ども同士で話し合いが始まります。そして・・・・

 こんな子どもの発案や疑問、それを知りたいと思う意欲によって活動が広がるような保育が理想です。

 保育所保育指針総則の目標にこんな文言があります。

『生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと(領域:自然)』

 子ども自身が興味や関心をもって、不思議だなと感じたり、知りたいと思ったことを、子ども同士で考え合い、学びを深めたり、広げることが子どもの思考力や有能観を高めます。自分で考えたことは、自分の力となります。

 園舎の完成はもうすぐ。

 これまで大事に温めてきた保育ができる日ももうすぐ。

『りんごの花保育園』開園まで35日

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