悲しいニュース

大阪で痛ましい事件が起こりました。母親が2歳の娘をマンションの5階ベランダから投げ落としたというニュースです。詳細はわかりませんが、育児に悩んでいたという母親の話も伝わっています。

 これまで素直に言うことを聞いていたわが子が、自我を拡大し、日に日に自己主張が強くなる2歳児の子育てに、誰もが悩んだ経験があるでしょう。相談できる人や助けてくれる人がいれば、『誰もが通る道』と構えることもできるでしょうが、一日の大半を母子が1対1で過ごす母親のストレスの大きさは想像に難くありません。

 物資に恵まれた生活、核家族化、きょうだいが少ない家庭と社会環境は変化しています。誰かのために我慢する、諦めるという経験をあまりしたことがない人が、母親になる時代です。子どものために我慢したり、自分がやりたいことを諦めることは受け入れ難いことでしょう。

 家庭で子育てをしている人たちには、もっと手厚い支援が必要だと思います。確かに、母子で楽しめる子育て広場やサロンなどは増えていますが、それだけでは足りないのです。子どもと離れて過ごす時間、自分のために使える時間を保障することも必要だと思います。

 これは決してわがままでも、自分勝手でもなく、今のお母さんたちに必要な支援だと思います。全ての人が、子育ては楽しいばかりではなく、子どもはいつも可愛いわけではないことをもっと積極的に知ろうとすべきです。もうこんな悲しいニュースは聞きたくないのです。

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