外の空気
- 大瀧智子
- May 17, 2018
- 2 min read
今日は、はな組(2歳児)の子ども達と散歩に行きました。さすが2歳児さん、「はな組さんだけで、初めてのお散歩に行きましょう」と言う担任のW先生の話も全く耳に入らないようで、玄関に向かって「キャーッ!」と大きな声を上げながら走って行きました。そこで、W先生が、「私、散歩初めてです。」と一言。子ども達も初めてなら、先生も初めて・・・。W先生の不安そうな顔を見て、「とにかく子ども達の手は絶対に離さないでね。」と、言いだした私も少々不安になりました。
100メートル先の広場(駐車場)まで行って帰って来ようかな、たんぽぽの綿毛もあるし・・・と歩き出したのですが、思った以上に歩くのが上手で、誰も「疲れた」「帰りたい」なんて言いません。ちょうちょやきれいなお花を見つけたり、畑の野菜に目を留めながら、若八幡宮に着きました。すでに蚊がたくさんいたので、少しだけ遊んで帰りました。短い時間でしたが、だんご虫を見つけたり、おいかけっこをして楽しみました。
帰りも、上手に手をつないで帰って来ました。
散歩の途中で、いろいろな地域の方に出会いました。子ども達を見ると、目を細めて、「こんにちは」「かわいいね」「子どもの声を聞くと嬉しい、元気になる」と声を掛けて下さいました。こんな温かい場所で子ども達は育っていくんだなと思うと、とっても嬉しくなりました。
狭い園、園庭ですが、周りの世界はこんなに広いんですね。外の空気をたくさん吸って、嬉しい発見をしたいと思います。
Recent Posts
See All今日で5月も終わりです。特別な春を過ごし、また特別な夏を迎えようとしています。元の生活には戻れないことをあらゆる場面で感じていますが、それを受け入れられず、葛藤しています。 自粛を緩和したり、引き締めたりしながら、コロナと共存しなくてはいけないのでしょうか。共存するには、強...
今日も、『担当制』の良さをお伝えしようと思っています。『担当制』は、担当を決めて同じ先生が子どもに関わるという保育の方法ですが、特に0~2歳児の子どもは、安心できる特定の人がいると、心の根っこと言われる基本的信頼感が育ちます。...
昨日のブログに、りんごの花保育園の未満児クラス(0・1・2歳児)は『担当制』で、一人一人の子どもにじっくり、丁寧に関わっているということを書きました。『担当制』を始めて20年近くになると思いますが、初めの頃は『担当制』の意味さえわかりませんでした。...