つぼみ組
- 大瀧智子
- May 31, 2018
- 2 min read
つぼみ組(0歳児・1歳児)の保育参観をしました。2か月前とは、別のクラスのように、一人ひとりの子ども達が思い思いに、ゆったりと過ごしていました。入園した頃は、不安でいっぱいだったんだなと改めて思います。こんなに小さくても、ここが安心できる場所だとわかると、おうちの方に手を振り、すぐに自分の好きなところに向かっている姿を見れて、嬉しかったです。
0歳児、1歳児は、おやつや排泄、食事などに時間がかかります。時間がコマ切れになるので、なかなか集中して遊ぶ時間をつくることが難しいと感じます。一人ひとりの子ども達が待たされていると感じないように、自分は大事にされていると感じられるように、タイムスケジュールや先生達の役割分担を決めています。決められた子の育児を担当することによって、一人ひとりの発達や興味を把握して、適切な声かけをすることができます。子どもたちにとっても、同じ先生が同じ手順で関わってくれることが安心感につながり、先の見通しが立って、自分から行動を起こすようになります。
子ども達に室内遊びと外遊び、どちらがいいかきいて、好きなところで遊べるのはとてもいいと思います。外遊びを楽しむ子ども達がいると、保育室内の人数が少なくなり、室内で遊ぶ子ものびのびと遊べます。
食事は、手づかみで豪快に食べる子、うまくできなくても一生懸命スプーンで食べようとしている子と様々でした。食事時間も20分以内で食べているので、待たされているという感じがなく、自分の順番になるようです。
今後の課題は、この2ヶ月で成長した子どもたちにとって、魅力が薄れてきた玩具を見直すことと、できることが増えてきた子どもたちに合わせて動線や家具の配置を再構築することだと思います。外遊びや散歩に行く時間がもっと増えるといいなと思います。
「お外で遊ぼうよ」と言っても、首を振って保育室で遊ぶという子もいます。園庭の魅力が足りないのでしょう。明日は、園庭に砂場を設置する予定です。遊びが広がりますように・・・。
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