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地域の中で

昨日は、りんごの花保育園のすぐ近くにあるグループホーム『さくらの家』のおばあちゃん方に会いに行きました。この訪問も、4回目。おばあちゃん方との距離も縮まって来ました。

 子ども達が歌を歌って、手遊びをするだけで、「かわいいね~」「こっちにおいで」と目を細めて喜ばれます。「お孫さんに会いたくても、会えない人もいるから、子どもたちが来てくれると、本当に表情が変わるんですよ。」と施設の方がおっしゃってくださいました。

 明治生まれのおばあちゃんも、最初はあまり反応して下さらなかったのですが、子ども達が歌を歌い始めると、子ども達の方に手を伸ばし、表情が生き生きとされます。明治、大正、昭和、平成・・・どんな年月を過ごして来られたのでしょう。私達には想像ができないような苦しい日々もあったかもしれません。「戦時中を生き抜いてきた人たちばかりですよ。」と、施設の方の言葉に、この方達のお陰で、今の私達の豊かな生活があるのだと感謝の気持ちが湧いてきます。

 『さくらの家』を出た後に、町内会長さんのお宅にお邪魔しました。町内会長さんはお留守でしたが、奥様が優しくお話して下さいました。お花が大好きな奥様で、お庭には様々なお花が咲いています。趣があるお庭に、可憐な花が咲いていてとってもステキです。

 N先生が、「お散歩に行く時、いつも前の道を通らせてもらっていますが、季節ごとにたくさんのお花が咲いていて、楽しませてもらっています。」と話すと、「子ども達の声が聞こえてくると嬉しくなるんですよ。子どもが大好きだから。」とおっしゃってくださいました。

 「りんごの花保育園の前の道に横断歩道を作って下さい。」と、お願いをして帰ろうとすると、道まで伸びているきれいな観葉植物を、「挿し木にどうぞ」と分けて下さいました。

 少しずつですが、地域の方と親しくなれて、幸せな気持ちになりました。

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