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感染症

先週福岡市の園長会に出席した時に、今年はノロウィルスが大流行しているので、対策を強化するよう福岡市の担当の方から言われました。特に東区の方で流行しているそうです。

 下痢・嘔吐の症状があって、感染性胃腸炎と診断され、発生日から10人に同じような症状が出た時は、保健所と福岡市に連絡するように言われました。ノロウィルスと診断された時は、1名でも保健所と福岡市に連絡しなくてはいけません。

 感染性胃腸炎の場合、検査には費用や日数がかかるので、積極的にウィルスを特定する検査を勧めるお医者さんは少ないそうです。例えノロウィルスが明らかになっても、発症から1ヶ月は便にウィルスが出続けるので、その間登園停止をするのは現実的ではないということも検査に消極的な理由かもしれません。

 りんごの花保育園でも、親子親睦遠足の前後に、下痢・嘔吐があっという間に拡がりました。受診の結果、風邪の症状のひとつと言われたり、感染性胃腸炎で、症状がなくなったら登園してもいいとお医者さんから言われた方がほとんどでした。幸い、1週間程度で収まったので良かったのですが、感染症を防ぐのは本当に困難だと思います。

 お医者さん方の対応や考えも様々、福岡市の担当者の方も、それぞれのお子さんのケースで判断するのは難しいようで、結果的にみんなが悩みながら、その時々で対応しているのが現状です。

 園長会でもたくさんの意見が出て、どの園も対応に苦慮されていることがわかりました。

 明日からまた急に寒くなるようです。子ども達が体調を崩さないよう、園でも注意していきたいと思います。

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