秋(台風)の贈り物
- 大瀧智子
- Sep 24, 2019
- 2 min read

台風一過で、日差しは強かったものの気持ちがいい風が吹いていました。台風17号の爪痕は、りんごの花保育園のいたるところに残っていました。
園庭のプランターがひっくり返り、遮光ネットはズタズタ、テラスのラティスも飛んでしまいました。今までにないほどの強風が吹いたのでしょう。ご近所の方から、「りんごの花保育園から〇〇が飛んで来て、〇〇が壊れました」と言われないかとドキドキしましたが、そんなことはなく、何よりも誰も怪我をしなかったことに感謝しなくてはと思います。
そんな連休明けでしたが、今日も秋の贈り物を頂きました。F先生のご実家から届いたピカピカ光る栗です。栄養士のN先生が、「栗は縄文時代からあったそうです」と言葉を添えて、子ども達が触れるところに置いてくれました。栗はそんなに昔から人間の生活に力を与えてくれたのですね。明日は、ゆで栗にして、子ども達と一緒に食べる予定です。初めてゆでた栗を食べる子もいるかもしれません。子ども達の反応が楽しみです。

今日も午後から、りんご2組(4歳児)・3組(5歳児)は、壱岐公園まで散歩に行き、かけっこの練習をして帰って来ました。片道30分くらいかかると思うのですが、全然疲れた様子もなく、たくさんのどんぐりやくぬぎを拾って颯爽と帰って来ました。まだ青い実は、台風の贈り物でしょう。
年々夏と冬が長く、気持ちがいい春や秋が短くなるような気がしますが、季節ごとに様々な発見や喜びがあります。子ども達と一緒に一日一日を楽しみたいと思います。
Recent Posts
See All京都大学大学院教授・発達科学者の明和政子先生は、私たちヒトは、他者・社会と強く結びつきながら進化してきた生物であり、他者・社会の中でしか生存することができないと言われています。 コロナウイルス禍で、人との接触を極力避け、特に身体的なコミュニケーションを止められた今、心が傷つ...
昨日の職員勉強会では、コロナ禍で、先生達がストレスを感じていることについて一人ずつ話してもらいました。 ご高齢のおばあちゃんと同居している先生は、感染のリスクを減らすためにあまり関わらないようにしていたら、おばあちゃんに「あんたに嫌われてしまった」と泣かれたそうです。...
久しぶりの職員勉強会でした。7月の勉強会の時に、次回の勉強会では、主体性を尊重した保育活動を行うために、どんな環境を準備し、その中で子ども達が何を学んだかをドキュメーテーション(写真や文字を使った記録)等を通して伝えてほしいとお願いしていたので、楽しみにしていました。...