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園庭の花

あれほど咲き誇っていた夏の花が枯れつつあるので、園庭のプランターの花の入れ替えをしました。暑い夏、子ども達の遊びにたくさん付き合ってくれてありがとう…そんな思いで入れ替えをしました。園庭が狭く、道路に面しているので、自然を感じることは難しいと思っていました。でも、プランターに花が咲くと、自然に虫が集まってきます。小さな虫を見つけては、大興奮の夏でした。

 以前は美化のために花を植えていたのですが、りんごの花保育園で花を植えるのは、子ども達の遊びを広げるためです。色水遊び、ままごと、虫探しと大活躍してくれます。小さな子ども達は、きれいな花と枯れている花の区別が難しくて、見頃の花まで取ってしまいますが、それでも、花々はめげずに次から次に花を咲かせてくれました。本当にありがとう。

 プランターの手入れをしていると、小さい子ども達は、「お手伝いしたい」大きい子ども達は、「手伝いましょうか?」と丁寧な言葉で申し出てくれます。今日は、花の苗を植えてもらい、肥料を入れてもらい、最後は枯れてしまった花を片付けてもらいました。

 以前ブログにも書いたように、開園して1年くらいは園庭での遊びがなかなか広がらないのが気になっていました。いろいろ玩具も買ったのですが、一人一人バラバラに遊んでいる感じでした。

 今は、園庭での子ども達の姿が全く違います。友達と誘いあって、グループで、それぞれ好きな遊びを楽しんでとっても楽しそうです。子どもの遊びが広がらなかったのは、園庭が狭いからでも、遊具がないからでもなく、子ども同士の関係が強くなかったからと言うことがよくわかりました。

 最近は、水遊びが少し収まりつつあったのですが、気温が高いと泥遊び、水遊びに発展します。今一番重宝しているのが、花や水を入れる小さなビニール袋です。「ビニール袋ください。」と毎日催促されます。高価な玩具ではなく、子どもの要求に沿ったものがいいんですね。

 秋が深まり、子ども達の遊びがどのように変化していくのか楽しみです。

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