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かわいいね

先週の福岡空港への園外保育は、子ども達の心に楽しい思い出としてしっかり刻まれたようです。「お家に帰ってから、『楽しかった~!』とたくさんお話をしてくれました」とお父さんやお母さん方から言われました。

 4・5歳児だけで、公共の交通機関に乗ると、他の方に気を遣ったり、気を遣ってもらったりするのですが、おうちの方と行くのとは違った経験ができました。緊張感もあり、ルールを守ろうとする意識も強くなるようです。

 バスや地下鉄、空港の中で、子ども達を見守ってくれる周りの方の目が温かいことを感じました。子ども達の存在が、いろいろな人に元気を与えるのかもしれません。

 姪浜のバス停で待っている間に、年配の女性の方から「こんにちは」と声を掛けられ、口々に、「こんにちは」と答える子ども達に、「かわいいね~。」と言われました。担任のM先生も、「そうなんです。この子達、本当にかわいいんです」と返す言葉を聞いて、心が温かくなりました。

 子ども達は、「かわいいね」「いい子だね」と言われる回数だけ自分に自信が持てます。以前、西南学院大学の坂口りつ子先生が、「子育てをしているお母さんに、『かわいいお子さんですね』と声を掛けるだけで立派な子育て支援になるんですよ。」と言われたことがあります。

 子どもは、周りにいる誰かに「かわいいね」と言われた回数分、自分が好きになります。お母さんは、自分の子どものことを、誰かに「かわいいですね」と言われた回数分、自分の子育てに自信が持てます。

 私達も、りんごの花保育園の子ども達のことを「かわいいね」と言われると嬉しくなります。そして、自分達の保育に自信が持てるのです。

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