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多様性

 昨年度から、高齢者の方々との交流の機会を増やしています。4歳児は近くのグループホームさん、5歳児は歩いて30分ほどのところにあるデイサービスさんに行って、おじいちゃん、おばちゃんと楽しい時間を過ごしています。


 4歳児は、グループホームさんがご近所にあるので、意気揚々と出かけ、自分たちが作ったこいのぼりやアヤメなど5月にちなんだ折り紙をプレゼントし、♪こいのぼり♪を歌って、聴いてもらいました。車椅子の方がほとんどで、最初に訪問した6年前に比べると、歳を取られたことを感じます(私も同じですが)。多分、毎日あまり変化がなく穏やかに暮らしてあると思うので、子どもたちが元気に歌ったり、プレゼントを渡す姿を見るのをとても喜んでくださっているようです。


 5歳児は、デイサービスに通ってある元気な方が多いようで、今日は玉入れを準備してくださっていたそうです。1か月に1回訪れる子どもたちのことを楽しみにして、どんなことをすれば子どもたちが喜ぶかいろいろ考えてくださったのでしょう。


 子どもたちにとっては、ご高齢のおじいちゃん、おばあちゃんと触れ合い、一緒に話したり、遊ぶのはとてもいい経験です。子ども達のおじいちゃん、おばあちゃんは、まだまだお若いので、多様性を感じる機会にもなっていると思います。


 私たちが日々暮らしている生活圏には限られた人しかいません。もっと広く周りを見渡せば、様々な人がいて、それぞれに思いを持って暮らしています。子ども達の小さな限られた世界に、違う年齢や経験を持った人たちの考えを受け入れるスペースができる機会を大切にしたいと思います。

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